ARで煙発生シミュレーション.普段は何の問題もなく屋上への扉を見つけて開けられても,煙が充満するとドアノブの位置どころかドアの場所さえ分からなくなることが実感できる.火災発生時には最悪こうなることを意識して,日頃から訓練や対策を行う必要があると思う. pic.twitter.com/aS53uKNoFc
— Tomoki Itamiya 板宮 朋基 (@t_itamiya) 2019年7月22日
無論実際には火災などの発生状況、建物の構造、その他多様な環境によって違いは生じるだろうけど。少なくともテレビドラマや映画のシーンのように、自分の足元も周辺環境も明確に確認でき、立ち位置や行くべき場所が目視できる状況になるとは限らないということを、ARで認識できる良い教材。実際にはこのような状況が突然生じ、しかも半ば以上パニックに陥ってまともな考えはできなくなる、呼吸すら難しくなるってことを肝に銘じておいた方がよい。
火災発生時の避難方法として、大抵の場合は煙は上から下に来るから、匍匐前進みたいなことをすればいいとあるけど、階段のような場所では無理だし、そもそも移動スピードがアレなことになるし。
事案が生じてもパニックに陥らないように、というのは難しいかもしれないので、少なくとも自分が長時間滞在するような場所では、普段から色々な状況をシミュレーションして脳内に叩き込み、いざという時にはそれこそ目をつぶっていてでも行動できるように慣れておいた方がよいのかもしれない。今件の動画の場合、それこそ下手すると突然目が見えなくなって熱い中に放り込まれるようなものだからねえ......。
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