結局誤解されているのはここなのよなあ。何故か政府も企業と同じく営利を求めることになっている。勿論そんなことはなく、政府の財政の目的は国家と国民を豊かにすること。通貨の本質は貸し借り、民間が黒字である為には政府は赤字でなければならないのだ。そもそも日本円も一応統合政府の負債だしな。 https://t.co/VisKoiwd9U
— あのまろかりす@経済左派 (@tk69inkya) 2019年6月28日
先日公務員のボーナスに関する話が出て、報道も多分に高過ぎだ的な雰囲気をかもす伝え方をしていたものだから、国家財政が赤字なのになぜボーナスが出る、しかも最高額が云々、一般企業ならかんぬんという話が結構見受けられる。根本的な部分で、民間企業の財政とか業務と、公益業務の財政や業務は別物で観なきゃならないのだよね...ああ、これってアレだ。家計のそろばん勘定と国家財政(国債とか)を同一視しちゃいけないってのと同じ問題だわ。
指摘されている通り、公的機関による公務は企業と同じ方向性があると考えちゃいけない。企業は第一義的にあるのが企業の存続、そしてそれを支えるお金儲け。一方で公的機関は対象となる存在を豊かにすること。儲けを出す必要性はどこにもない。
「採算がとれないからこそ政府がやる。採算がとれないからこそ税金を徴収して原資にする。採算がとれないからこそ国民の利益となる事業がある」って話で、そうでないと道路の補修もできないし、国民全員に義務教育を受けさせることも難しくなる。 https://t.co/q2OWZvC1FP
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) 2019年6月29日
そもそも利益の出る事業は民間にさせるべきだし赤字しか見込めないけど公益性のあるものだけを政府はやればとは思う。
— 他力本願太郎 (@pw_tarikihongan) 2019年6月29日
利益が出ても公益性のあるものは公的なもののままの方がよさげ。基本は「利益がでようが出まいが、存在自身が社会的意義があるもの」は公的運営。インフラとか。社会保険や防衛警察業務。https://t.co/TeUMm0Ao5t
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年6月29日
だいたい利益が出るものは民間に任せるべきーって喚きつつ、公務員は赤字だから給与減らせとか、赤字事業は削減するとか喚きだすから、単に叩きやすいから喚きたいだけではないかという深刻な疑念も。(利益出ようが出まいが公共性の高いものはやるべきだろうし
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2019年6月29日
公的機関の採算性は以前も言及したことがあるけど、採算性があるわけではないけど社会的存在意義があるものについて、赤字でもいいからみんなのためにやりましょうよ、というのが存在意義である以上、お金勘定という観点のみでイエス・ノーを決める必要はない。
というより、この辺りの概念は社会科とか公民あたりで学んでいるはずなんだけどね。
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