不登校Youtuberゆたぼんの「漢字はググればいい」発言のように、最近の若者はすぐ「ググればいい」って言うけど
— はぎのともぴこ (@pikotwi) 2019年7月10日
そもそもおバカは、脳内に知識やキーワードがないから上手にググれないんすよ。
一方賢い人は、適切なキーワードを選定して質の高い情報を得る。
ネットを活用するにも基礎知識は必須。
「ググるための適切なキーワードが出てこない」というのは皆が述べているので、さらに上位の、「そもそもググるべき疑問が浮かばない」を上げておこう。疑問というのは様々な知識が増えるほど出てくるものなので、知見が狭いと疑問も出てこない。全てが当たり前の、満足した世界に閉じ込められる。 https://t.co/8xT4VDFez7
— AXION (@AXION_CAVOK) 2019年7月10日
「分からないことがあったら検索で調べればいいじゃん」的な話が上がっていたので、ツッコミの形で。指摘されている通り、今の検索エンジンは使い手のお気持ちを上手に察して公明正大なポジションから正しい答えを出すものでは無いので、使う方がある程度のノウハウを持っていないと期待できるような結果を得ることは不可能。自動車の運転方法や、そもそも自動車とは何ぞやという概念自身を知らないと、検索することも不可能ではあるし、仮にできたとしても正しい、求めている答えを得られそうには無い。
つまり「分からない」ってのは何が分からないのか、どのように分からないのか、何を分かるようにしたいのかが明確でないと、正しく道具を使うことはできないという次第。この辺りの話は随分と前に【「ググる」と「教えてくん」と「連想」と】で説明した通り。
検索エンジンだけでなく、世の中の便利な道具は多分に、まず正しい使い方を知っておく必要があるのだし、加えて使う対象物の本質を認識していなければならない。料理を作るにしても包丁やまな板の概念、正しい使い方を知っておく必要があるし、作ろうとする料理のレシピや適切な素材の選択ができなきゃならない...って知識が無いとそもそもどのような料理があるのかどうかってのも分からないか。
それこそ映画「マトリックス」の幻想世界のように、思うがままの物事が現実化したり、SFアニメのようにあらゆる物事をサポートしてくれる万能機械が用意されている時代になれば、話は別になるのだけどね。
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