こういうフローチャート便利に見えるけど危険。枝分かれの論点をどの順番でもってくるかで決まってしまうし、その順序づけこそが「政党を選ぶ」というころ。そこを放棄してしまうとこういうフローチャートで簡単に他人の思惑にのってしまうのでマジで気をつけた方がいい。 https://t.co/9i2NOYKEM9
— Ryohei Thomas Nakano (MPIPZ) (@LuckyStrike1984) 2019年7月11日
社会問題って複数の問題が複雑に絡み合ってるからオールクリアーな政治家ってまずいなくて、この人なら大丈夫!な政治家も、この党なら大丈夫!な政党も1つもないという前提でないと投票なんかできないわ。
— 樫原辰郎 (@tatsurokashi) 2019年7月13日
先日このフローチャートが回ってきた時に、すぐに同じような指摘をしたのだけど、危惧している人は当方だけじゃなかったので覚え書き。どうも元ツイートのアカウントをたどると、色々ときな臭いのだよねえ。
で、危惧している内容は大よそ指摘の通り。世論調査などにおける誘導尋問の類と同じで、選択肢のつくり方や順序だてて、いくらでも回答を誘導させることができるようなものとなっている。お昼ご飯に何を食べるかぐらいならこの類のものでもいいけど、選挙でこれを使うのはリスクが大きすぎる。
そもそもこの類の話をやるのなら、採点法(減点法では無く)でやるべきだ。例えば最初のフローチャートに上がっている項目をそれぞれポイント化し、該当するものについて加算していき、その合計点で判断する。ただし各項目ごとのウェイトをどのように決めるかとか、書かれている物事について本当にやる気があるのか、それとも単に口にしているだけなのかの判断も必要となる。
結局のところ、掲げられている項目にしても、すべてクリアできているという対象など存在しない。世の中に聖人などいないってのと同じぐらいの真理。先の昼食の例にしても、すべての項目で及第点というものなどないってのと変わらないわけだな。
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