今日知った遊びですが、suumoの「キーワード検索」で「告知事項」と入れて検索すると、【告知事項有】という文字列が引っかかってくれるので、ワケあり物件だけを見ることができます。
— 堀元 見@企画屋 (@kenhori2) 2019年7月14日
1~2万円台の物件がゴロゴロ出てきて味わい深い。"ワケ"に思いを馳せずにはいられない。https://t.co/yg4Im6zH9D pic.twitter.com/VS5Pkr0xXv
色々な法律や業界内の慣習を知っておくと、世の中の仕組みが違って見えてくるという好例。今件にしても「告知事項」なるフレーズを知らない人も多いだろうし、知っていても具体的に何を意味するかまでは分からない人も多いはず。だからこそ、「告知事項」で検索すると色々な訳アリ物件を確認できて、想いを馳せることができるってのは、知っている人だけができる時間の潰し方ではある。
「告知事項」ってのは不動産業界内での専門用語で、対象となる物件について借り手・買手が何かやだなーと思うような出来事があるという意味の包括的なフレーズ。具体的な内容は対象物件を紹介する時に、必ず説明しなきゃならない(宅建業法で定められている)。でも検索の時点では具体的案件までは披露していないというもの。
「告知事項」の中身は多様。近隣にゴミ屋敷があったり、葬儀場や集合墓場があったり、怖い人が集まる事務所がそばにあったり、過去にその部屋で死亡事故があったり。ただ、部屋で事案があった場合は誰かが一度住めば、その次からは告知する必要は無かったりする。
それはさておき。この他にも例えば、自分が住んでいる集合住宅や近所の空き部屋を検索して家賃の実情を確認し、自分の家賃と比較するという、アレな遊びもできる。空き部屋の情報は具体的な場所まで表示されていない場合も多々あるけど、大体検索で絞り込めばわかってしまう。自分の家賃より安いじゃんってことになったら、次の更新時に交渉するとかいうのも、面白そうだ。
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