記者の思惑

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この類のは一度気が付く、慣れると、いかにこの類のテクニックというかトリックが蔓延しているのかが分かるお話。元々報道では無く、論説なりプロモーションなりの方法論なので、報道記事としては失格になるのだけど。

記者側の思惑を反映させるような、印象付けさせるようなフレーズをさりけに報道記事に盛り込むことで、読み手に与える印象付けが随分と変わったものになる。極端な手法で分かりやすいのは、トランプ米大統領のセリフの日本語訳が乱暴なものだったり、吹替の声ががなり声だったりとかね。もの凄い失礼な気もするのだけど。

このような報道の場合、感情表現が使われている部分は基本的に全部塗りつぶして読むと幸せになれる。ストレートな部分だけを読めるからね。逆にその感情表現の部分だけ抽出すると、書き手の意図が見えてくる。面白いよ、これ。


質問も誘導させる方法は日常茶飯事的に行われている。アンケートなどでもよく使われる手法だけど。報道側は「本心をオープンにさせるため」などという御託を述べるのだろうけど、それって単なる誘導尋問と何ら変わりは無いんだよね。

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このページは、不破雷蔵が2019年7月21日 07:10に書いた記事です。

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