山田と山本、選管のミスってあるんだな

| コメント(0)


例のムサシだの鉛筆書きの書き換えだのという陰謀論とは別の話。某所で発表された投票結果である候補者の得票数がゼロという結果が出ていて、これは統計上おかしな値ではないかというツッコミが山ほど出た件。しかも間違えた先と思われる候補者の値も、イレギュラー的な盛り上がりを示している。

自治体レベルの投票結果は個々の自治体で公開されているので、全部の自治体の分を精査し直す必要が出てきているのかもなと思ったけど、さすがにそれはムリ。気になった人がそれぞれ自分の居住する自治体の公開結果を見ていくという、草の根的なチェッカーをするしかないみたい。思惑通りの結果が出なかったから、では無く、統計的におかしいだろうレベルでのお話だからねえ......とはいえ、これ、選管自身がおかしいとは思わなかったのだろうか。

市選管によると、投じられた票は機械で候補者ごとに集計して束にまとめた上で、氏名や票数を記載した「点検票」と呼ばれる紙を添付。立会人の確認を受けて票数が確定する。職員が山田氏の束に誤って山本氏の点検票を付けてしまい、立会人も間違いに気づかなかった。


22日夜に「山田氏に投票したのに0票になっている」などと市民から問い合わせがあり、ミスが判明した。市選管は「山田氏と山本氏は名前が似ており、事前に十分に注意していたのに職員の思い込みで見誤ってしまった。二度とこのようなことがないようにする」と謝罪した。


何のために立会人は存在するのか、そして単数では無く複数いるのか。仮に職員が思い込みをしてしまうのは仕方がないとしても、立会人は何をしていたのか。職務怠慢との非難を受けても仕方がない。当落に影響は無いから云々ともあるけど、今件はたまたまそうだからというまでの話でしかない。ミスの再発を防止するため、仕組みそのものの改善化を求めたいところではある。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2019年7月24日 07:35に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「無敵宣言をして傍若無人な振る舞いをする人たち」です。

次の記事は「室内で煙が発生した時の実情をARで」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30