業界の成長につれ、本人の不祥事や事務所とのケンカ別れで「Vtuberの中の人が急に変わる」ことは発生するとは思っていた。
— tetsu (@metatetsu) 2019年7月8日
声優とも異なるその特性上「退所後も守秘義務を負う」が契約結ばれていて、"何とは言わんが声や性格がよく似たVtuberが別事務所からデビュー"という不思議現象が起こるのか...?
というかVチューバーの面白さとして提供されるものの98%ぐらいが「バラエティ番組のパクリみたいなコーナーで仕掛けられる出来事に対する中の人のリアクションの面白さ」なので そりゃ結局中の人が全てになるのでは
— ねおらー31(@neora31) 2019年7月8日
当方は詳しくは関知していないのだけど、Vtuber界隈で小さからぬ所属事務所との対立や離脱などの事案が生じているようで、それに絡んだお話が色々と出てくる。Vtuberってのはデジタルで創られて不特定多数に配信できる着ぐるみみたいなもので、結局指摘されている通り、中の人の面白さ・魅力がVtuberの面白さ・魅力となるのだから、中の人の要素がほぼすべてになるってのは道理ではある。台本とか被り物の魅力は無いわけでは無いけど、それはあくまでもサポート要素でしかない。
たとえ国民的に人気のアニメキャラのデータを使ってVtuberになっても、中の人がつまらなければ面白いものができるはずはない。ギャップを楽しむことはできても、それは一過性のもの。だから指摘の通り、中の人が別のところに移って、別キャラで同じような面白さを持ったVtuberが出てくるってことはありえる。もっともそれに気が付けるかどうかは別問題だけどね。
この辺りの話は記憶の本質とか、人間って何だろうとか、クローン人間の話ともリンクする部分があり、興味深い。身近なところではソーシャルメディアでの面白い公式アカウントの中の人の事情とかね。中の人が変わったら、急に面白くなくなったとかいうのは、結構あるお話。
結局、Vチューバーも規模が大きくなったり組織化すると、TVと一緒でただの古典芸能になるんだなーってぼんやり感じた。
— ゆーき・C96南"ク"18b(金) (@yuuki999) 2019年7月8日
しかし、そうやって考えるとVTuberってなんなんだろうって思う。
— ゆーき・C96南"ク"18b(金) (@yuuki999) 2019年7月8日
人気があるのは明白なんだからそこを疑うのはナンセンスだ。
なにがみんなを惹きつけるのか。かわいい、面白いリアクションだけならTVだって負けてない気がするし。じゃあ見た目?でも見た目つっても限度があるだろうし...
偶像的なものを求めてるのかな?
— ゆーき・C96南"ク"18b(金) (@yuuki999) 2019年7月8日
アイドルみたいな。
歳もとらない。異性も付かない。だけど親近感がある。唯一の泣き所は触れられないというところだがそのぶん変なトラブルもない。
そういうある意味理想のアイドル像だもんね。
で、せっかく理想に近いアイドルなのになまじ組織だ契約だというものが全面に出ちゃうと余計一気に興ざめしちゃうのではないかなって。
— ゆーき・C96南"ク"18b(金) (@yuuki999) 2019年7月8日
これは顔を出さないVTuber特有のデメリットだよね。『中の人』がいるのは当たり前だが表に出れないからその辺のトラブルが致命的になる。
契約時は弁護士と一緒に。
Vtuberって元々個人ベースで色々と出来るのがメリットだったはずなのに、使い回ししやすさに目をつけた企業が囲い込みをしてしまったせいで、単なる芸能人と同じ扱いをされているってのは言い得て妙かもしれない。しかも本当の意味でのアイドル。
この辺りは魑魅魍魎にもまれながら、試行錯誤が続いていくのかな、そして飲み込まれてしまうようなら、元々その程度の可能性しかなかったのかもな、という気もする。個人ベースでのラジオ放送とか実況と同じ感覚で、なりきり度の高い表現ができる、偶像化を演出できる、そんな可能性をVtuberは持っていると思うのだけど。
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