今回のホワイト国指定取り消しについて、賛否は置いといて、一番やばいなと思ったのは、「韓国専門家と報道の行ってることが全くダダ外れ」で、「韓国は痛くもかゆくもないせせら笑ってる」「米国高官が調停に乗り出して」だのめちゃくちゃ言ってどれも外れたことだと思う。普段どんな情報集めてるんだ
— 鐘の音@三日目南ミ-31b (@kanenooto7248) August 2, 2019
先日【相次ぐ虚報とその否定と】でも触れたけど、日本における韓国のグループAからの除外という閣議決定の直前において、一部報道や専門家による、ポジショントークの極致なら一億歩譲ってまだしも、虚報や偽報まで繰り出してくる状況が生じて、むしろ戸惑いすら覚えていたりする。その方面の専門家も、その専門分野で結論ありき、特定の方面への肩入れのあからさま過ぎな説明ばかりで、それはどうなんだろうという状況。
ダダ外れ、というよりは希望的観測に基づいて語っている(専門分野であるにもかかわらず)ではないかなという香りがぷんぷんしている。悪い意味での忖度ってやつだ。あるいはそれですら無いのかもしれない。
当たり外れは別にいいんだよね。専門家の言及がすべて正しいわけでは無いのだから。間違いはどのような人にもあるし、もっとも可能性が高いと思っていたものが確率論的に外れてしまうとか、状況が一変したり新たな情報が出てきて的外れになってしまうとかってのは良くある話。
けれどその言及の方向性が、多分に専門家ならではの知識や情報に基づいた公正な厳格な見識の上でのものでは無く、政派性や思い入れのような、別ベクトルの力に影響された結果であるからこそ問題なのだよね。お菓子の専門家が自分が好きだからといって、適当な説明をつけてきのこの山が一番美味しい、たけのこの里など問題外などと言及するようなもの。それをやってしまうと、専門分野への信ぴょう性全般が損なわれてしまう。
そこらあたりを理解しているのかなあ、という不思議感は否めない。
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