パソコンが出始めた頃,おとん(経営者)が、日本橋に行って二十台ほど買い,会社の若い子に、ゲームして遊んどき,と言ったら皆本当に仕事中に遊んで、あっという間に操作を覚え,他社より早くIT化して大儲けした。実話。仕事は面白くないと。 https://t.co/NUtIFOrERE
— 谷崎光@作家・北京在住もうすぐ19年目 www.insideasia.click (@tanizakihikari) August 8, 2019
この頃は冗談でもなんでもなく「間違った操作をすると煙を吹いたり、爆発する」と本気で思い込んでいる社会人が大勢居たので、導入した効果以上に、後々の必要になった時の導入障壁の低さは大きいなー。この辺りが本当に解消されるのは1995年位だよね。 https://t.co/mcvhKFVDlt
— ネット絵師殿ヽ(´▽`)ノ (@Q47SM9) August 9, 2019
実のところこの話の信ぴょう性を確認することはできないのだけど、日本でパソコンが家庭用に浸透し始めた頃のエピソードとして、この類の話が結構出ていたのは事実ではあったりする。統計だったものがないのは残念だけど。
当時の(パソコンの)ゲームで遊んでおきなさい、というのは多分に、雑誌掲載のプログラムを打ち込んだり、色々なパソコンの操作を覚えた上でゲームソフトを読み込んで立ち上げて遊ぶことを意味する。インターネットなどまだ無い時代だからね。今のアプリを落としてあとはゲーム内の操作のみとか、ゲームソフトを買ってきて云々とは少々勝手が違う。
ただし、必要なアイテムの利用方法を、ゲームで楽しみながら覚えていくというのは、いつの世でも変わらない。遊びながら学ぶ、自分の好きなことをしながら覚えていくというのは、とても大切。
羨ましいなぁ。僕なんか近所の家電販売店の展示品に、ノートに鉛筆で手書きしたbasicプログラム持ってって入力しましたよ。
— クーはどこへ行った (@3bAJEUzrDPNdP23) August 9, 2019
高校生になってやっと9801が数十台置かれるようになって、管理人のおっちゃんに「閉めるよ」って言われるまでやってました
そうそう、プログラムをダウンロードするとかもなくて、プログラム集という本とか買ってきて、見ながら打ち込んでいました。50代後半は案外これ経験してますから、基礎はわかっている人が多いです
— ナカイサヤカ@翻訳と英語と出版 (@sayakatake) August 9, 2019
ダンプリストで雑誌が分厚くなってましたよね。
— KGN (@KGN_works) August 9, 2019
カセットテープが記録媒体だったときは、ソノシートが付いてたり。
いやあ懐かしい。
ソノシートはもう幻ですよね。1冊買うと、数か月以上見てましたね
— ナカイサヤカ@翻訳と英語と出版 (@sayakatake) August 9, 2019
ゲームソフトなどを提供する方法として、雑誌にプログラムを載せる以外に、ソノシートに収録するって方法もあったらしい。ソノシートってのはレコードという丸型の音源収録機器の簡易版。それをレコードプレイヤーで再生させて音を拾ってカセットテープに録音し、その音を専用のレコーダーで読み込んでパソコンにプログラムとして認識させる。無茶苦茶な気もするけど、それが昔のパソコンでのプログラムの送付の仕方ではあった。不特定多数にプログラムを配布する方法って、それしかなかったのだよね。
もうちょっと経つと、プログラムが入ったフロッピーディスクを雑誌付録として織り込むことができるようになったけど。
ともあれ。自動的に行われてしまう部分が増えているので、ゲームだけで操作を完璧にってのは難しくなったけど、操作の基本とか、そもそもプログラムを動かす概念などは、今でもゲームなどの楽しい遊びで学ぶことはできる。ゲームだからといって軽んじたり舐めていると、痛い目にあうよ、うん、マジで。
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