高齢者は自分の預金下ろせず? - Yahoo!ニュース https://t.co/JDDqIwuIxA 「特殊詐欺の防止や認知症の人への対応などを理由に、金融機関では一定年齢以上の顧客を対象に一律の対応ルールを設けるところが増えている。ただ、元気なシニアらには「高齢者を差別している」とも映りやすい」
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) August 11, 2019
オレオレ詐欺をはじめとする銀行のお金を卸すプロセスが生じる詐欺の被害者の多分が高齢者で、その少なからずが認知能力に問題がある事例なことから、高齢者がお金を卸す時には厳しい制限が設けられていたり、理由の説明を求められることがある。
実のところATMでは年齢を問わずに一日当たりの引き出し制限があるし、それもまた詐欺被害の縮小化のためではあるのだけど。
通常状態で利用している人にとっては使いにくいのは事実ではあるし、記事にある通りハラスメントとして認識する人もいるだろう。しかし被害が多分に生じているという事実を前に、自分は大丈夫だから、不便さを感じるからと騒ぐのは社会生活を営む上では適切と言い難い。「一律対応は問題だ」「きめ細かな個々の対応を」とはいうけど、それを行うのには多分のリソースが必要になる。その負担を誰がするのか。そういうサービスをする専門の窓口を設ければいいということなのか。
自分が面倒だから、気分としてよくないからと、自分のお気持ちファーストで世の中の工夫や知恵を否定するのは好ましい話ではないし、それを正当化する報道もいかがなものかと思われるのだが。
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