球児のため大盛り 映えで廃止 - Yahoo!ニュース https://t.co/8mDaqW9RnR 「甲子園球場近くの老舗「大力食堂」が、名物の超デカ盛りカツ丼の提供を今年からやめた。球児のためにと昭和41年の創業以来続けてきたが、「映え」目的と思われる客が残すのが相次いだのをきっかけに決意した」
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) August 17, 2019
だが、雲行きが変わってきたのは数年前から。「大」を頼んでは、半分以上残して帰る客が相次ぐようになった。「スマホいうんかな。あれで写真を撮るだけ撮ってな。残った分はほかすしかないけど、お米もお金ももったいないやろ...。それ見とったらおっちゃん、何かもう、情けのうなってな...」と肩を落とす。
毎朝7時過ぎには店に入り、出汁を引き、高校野球シーズンは90キロ近い米を洗い、100枚以上のカツを揚げてお客を出迎えた。定休日も年末年始ぐらい。年も重ね、立ち仕事で痛めた腰が悪化しながらも「お客さんのために」と続けてきたが、半年ほど前「もうやめどきや」と決意したという。
ソーシャルメディア、特にインスタグラムにきらびやかな、映える、ステキナイスに見える写真を掲載することで、その写真への注力と共に自分自身もアピールできるという承認欲求お気楽満たしができることから、オシャレでインパクトがある写真を掲載し、インスタ映えを目指す動きが日常茶飯事化している。
それはそれでかまわないと思うのだけど、それのために本来の目的や主旨が蔑ろにされたり、常識外れや社会的に問題があることが平気で行われるのはどうなんだろうという感はある。今件もその一つ。
要はインスタ映えがするカツ丼大を注文して写真を撮ったら、多分に残して席を離れてしまう事例が多々生じるようになってしまい、御残しが多いのを気に病んで、メニューそのものを止めてしまったというもの。これまでにも残してしまう人はいたのだろうけど、それとは事情がまったく違う。
残すなよ
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) August 17, 2019
頼んだものは
全部食え
ここに限らず、食えねえなら頼むな。
— 旅人もふさん (@rapapamofu) August 17, 2019
お店の方、食材に失礼ですよ。
デカ盛り店以外でも同様だぞ。小学生じゃないんだから自分の腹具合くらい把握しなさいね。
当たり前の話ではあるのだけど、頼んだものは全部食べようよ、という話でしかない。それすらまともに出来ないのは、社会人として成っていない、失格であると笑われても仕方がないレベル。
むしろそういう結果を招いたインスタ映えをしている方々は、その写真を評価するなどとんでもない、非難を受けても仕方がないと思うのだけどね。
あるいは、バラエティ番組などで食べ物を無駄にするようなシーンが日常茶飯事的に出てきて、映像の中ではそういうことが許されるという認識が浸透し、その映像を自ら作ることができるスマホでなら、自分も同じようなことをしてもよい、と判断するようになったのも一因かもしれないなあ、と。
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