今年の情報通信白書が面白い

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記事的な分析はもう少し後の話になるのだけど、先日発表された情報通信白書が大変面白いことになっている。いや、毎年面白い内容ではあるのだけど、今年は令和最初でもあるし、IT系技術が躍進した平成の総括的な意味合いも持たせているようで、資料性が極めて高いものとなっている。これだけで数千円のお金は取れるレベル。

この年表なんて、後々まで色々と使いこなせそう。少なくとも事実精査にはすっげー役に立つ。


今年の白書では検証系の話も多い。SNS絡みでどのような情報伝達が行われているのかとか、いかなる現象が生じるかとか、これだけを読んでいても数日は時間を潰せそう。エコーチェンバーとかフィルターバブルとか、フレーズは聞いたことはあるけど、具体的にどのようなものを知るためにはもってこい。


そして毎度おなじみの携帯電話料金の国際比較。同一条件での比較ではないので、参考値以上のものでは無い。

一方で、海外同様に安かろう悪かろう的なものを出してもいいのでは、との意見もある。ある意味では格安スマホがそのポジションだし、他方そういうものを作っても、一般の形態と同じ品質でないとクレームが殺到するのは目に見えていると思うので、実現は難しいのかもなあ、と。

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このページは、不破雷蔵が2019年8月19日 07:15に書いた記事です。

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