花粉症薬の保険適用外の話。一次ソースが容易に検証できるようになったらパタリと煽り的報道が止まった件。ホント、ピンポンダッシュ報道ですね。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) August 24, 2019
先日【花粉症の薬を保険適用外にというお話】で触れた花粉症の薬と保険適用外の話。報道では全部の薬が対象で、利用者の負担が10倍単位で膨れ上がる的に伝えられ、あちこちで吹き上がる状態だったんだけど、一次ソースをたどるとそういうレベルの話ではないことが判明。
で、翌日報道の勢いはどうなったのかなと精査したら、案の定初日の扇動的報道が無くなったどころか、伝えられること自体無くなってしまった。まぁ、根掘り葉掘り探せばちらほら出てくるだろうけど、少なくともあの時のような騒ぎはどこへやらモード。
騒いで煽って世の中をかき回し、注目を集めたり思惑の方向に世論を誘導する。イエロージャーナリズムとか炎上商法とかいうフレーズが脳内をぐるぐる回るのだけど、最近ではこの類の報道パターンを「ピンポンダッシュ報道」と呼んでいる。
突然相手を驚かせて行動させる働きがけをするのだけど、ドアを開けてみるともう誰もいない。何の用もないのにそのような行為をさせられる次第。ドアのボタンを押した側は、相手に余計な労力を費やさせ、出てくる時の挙動とか、騙されたと地団駄を踏む様子を楽しむ。まさに今件の話はピンポンダッシュと同じ報道スタイルではある。
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