明日の敬老の日を前に発表された統計局のデータから、お年寄りの現状を数字の視点で確認します。御笑覧頂ければ幸いです。総数3588万人・総人口比は28.4%にまで増加した日本のお年寄り(2019年版) https://t.co/dZ2qGJNcq7
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) September 15, 2019
高齢者の定義や支えの概念の転換や、現役世代の保護の拡充が迫られているのでしょう。
— 140gnews (@140gnews) September 15, 2019
65歳以上、最多3588万人=全体の28%、世界最高-総務省(時事通信) - Yahoo!ニュース https://t.co/FTb9zRRb1M 発表統計値を基に「現役世代何人で高齢者1人を支えているか」の値を過去から未来にかけて算出。
先日統計局から発表された敬老の日にちなんだ各種データのお話。夕方以降はこれへの対応でどたばたしまくって今日もいくぶん寝不足ではあるのだけど、ともあれ高齢者が増えていることは事実で、さらにいえば例の団塊の世代の影響で、高齢者の中でもさらに高齢な人達の数の増え方が盛り上がる気配がある。
で、コメントにもあったけど、高齢者を現役世代が支える度合いを算出したのが次の一覧。
この値について高齢社会白書の最新版の値を基に予想値も含めた算出結果は次の通り。
1950年 12.06
1960年 11.20
1970年 9.75
1980年 7.40
1990年 5.77
2000年 3.92
2010年 2.77
2015年 2.28
2018年 2.12
2019年 2.09
2020年 2.05
2025年 1.95
2030年 1.85
2035年 1.72
2040年 1.53
2045年 1.42
2050年 1.37
2055年 1.36
2060年 1.35
2065年 1.34
高齢者の定義や支えの概念の転換や、現役世代の保護の拡充が迫られているのでしょう。
現状でも無理っぽいのに、今後さらに負担が増える計算。このような状況ならば最低限現役世代を増やすなり、財力を底上げする施策が必要なのに、現状ではリリースは押しなべて高齢者優先になっているので、現役世代の数は漸減するわ、財力は削られるわという逆の方向性。シルバー独裁とでも表現すべきか。
色々と概念からひっくり返していく、調整をする必要があるんだろうな、と。
コメントする