ツイッターの新システムの上でのリツイートの扱い

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インターフェイスをはじめとした大規模な変更がツイッターに施されのはちょいと前の話。タイムラインがすぐに「ホーム」状態になったり、まきこみリプがますますされやすい仕組みになったりと、絶対に使いやすさよりもアクセス数を増やすための改悪にいそしんでいるな、という気はするのだけど。

なかなか説明が難しかった改変が、このリツイートの話。以前は自分や他人のツイートをリツイートすると、対象となったリツイートのツイートって、大元のツイートがベースとなって維持され、自分はあくまでもそのツイートをリツイートしただけという形だった。

けれど新しい仕様では、リツイートをすると大元のツイートをリツイートしたという形での別ツイートが生成されてしまう。このため、第三者によるリツイートを見て一次発信者のツイートからリツイートしようとしてもできなくなってしまっている。

具体例がこの引用ツイート。「RT@Fuwarin」という形で、Fuwarinによるツイートをリツイートしたよというフラグとともに、リツイートした内容が組み込まれた新規のツイートが作成されてしまう次第。

もっとシンプルに例えると、AのツイートをBがリツイートして、そのBによるリツイートをCがさらにリツイートしようとすると、これまでは「クリックするとAのツイートが見れるのでそれをリツイートできる」「Bには『あなたがリツイートしたAのツイートがCにリツイートされた』」との告知が来るのだったのが「クリックすると『AのツイートをリツイートしたBのツイート』が見られる(Aのツイートを直接見ることはできない)」「Bには『あなたがリツイートしたAのツイートがCにリツイートされた』」となる次第。シンプルじゃないな、これ。

Bへの通知が行われないように、Aのツイートを直接リツイートするのには、Aのアカウントをたどっていく必要がある。なまら面倒くさい。

しかしツイッターもどうしてこんな面倒な仕様に変更したんだろう。

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このページは、不破雷蔵が2019年9月 3日 06:59に書いた記事です。

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