どの業界でもお客様からのお問い合わせのおよそ5割がこれだとおもう pic.twitter.com/lmkV0fsFoq
— Tabikitsune (@netsukibita) September 2, 2019
固定電話のように電話の機能単独での存在では無く、インターネットへのアクセス機能を持ち情報端末として優秀な性能を有するスマートフォンで問い合わせをしてくる人。その人に対してはこのようなつっこみをしたくなるのもよく分かる。似たようなパターンとしてはSNSでの質問とかね。
けれどこの場合、電話をしてくる人にはいくつかの理由、原因があったりする。ざっと挙げると「調べるという選択肢を思いつかなかった」「調べることは普通はしないし、面倒くさいし、聞いた方が早い」「調べ方が分からない」などなど。雨が降ってもタクシーを使って帰れば自宅まで濡れずにいられるし荷物も無事なのに、タクシーを捕まえる努力が惜しいとか料金がもったいないとか、そもそもタクシーを使うという選択が思いつかなかったから、的な感じ。
調べ方が分からない、どのようなキーワードを用いて調べたら正解にたどり着くのか見当もつかないということもあるだろう。物事を調べるのには何らかのきっかけ、トリガー的なものを知っておかねばならないからだ。あいまいな、わずかな情報を基に正解までたどりつくのには、それなりの技術や情報が必要になるし。
もっともこれも、Siriなどの音声入力式のAIを用いることで、ある程度はハードルが低くなった感じはする。ぼんやりとした質問でも大体こんな感じじゃないのという回答を示してくれるから。ただ、今件のようなケースでは、それを使う事にすらたどり着いていないのだろう。
この類の話、ある程度は仕方ないと思うのだけどね。結局、分からないってことの少なからずは何が分からないのかすら分からないのだから。けどもう少し、手元の材料を基に考えて探してみるってことをしてもいいんじゃないかな。
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