ある雑誌の営業用資料での発行部数。印刷証明付き部数とあったけど実数との乖離が著しかったので検証したら、4年前の値でした。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) September 5, 2019
具体的にどこの雑誌のかはあえて触れないでおくけど、誰もが知っている超メジャーな週刊誌の広告資料での話。大体この類の資料では自称の発行部数が掲載されているのだけど、この雑誌では印刷証明付き部数が載っていた。ほほう、確証度が高いのを載せるってのは、色々と分かっているな...と思って数字を確認したら、どうにも違和感がある。
先日発表された最新の2019年Q2のデータをそのまま載せろというのはムリにしても、あまりにも現状と乖離している。過去のデータの履歴をたどって確認したら、資料掲載の印刷証明付き部数は4年前のものだった。他の部分は最新の値にしてあるのに、印刷証明付き部数だけ4年前。
その雑誌に限らず一般の雑誌はおおよそ部数がだだ減り状態にある。日経新聞の広報資料のように電子版と合わせたカウントなども詳細な形で載せればいいんだろうけど、電子版の実売数は紙媒体以上にセンシティブなところがあって公開ははばかられる。で、結局減りつつある部数を反映するのがアレなんで、古いままにしてあるのだろうなあ、と。「面倒くさいから」というのなら、なぜ他の部分の値は最新の値に入れ替えてあるのだ、とかねー。
こういう話があると、他の色々な数字も色眼鏡で見ざるを得なくなる。疑いをかけてしまう。バレたら困るようなことはやらないにこしたことはないんだけどね。
コメントする