もち米の炊き込みご飯を非常時にという発想

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先日の台風上陸に伴って発生した被害が特に大きかった千葉や茨城では色々な意味で情報が錯綜している(情報が流れていないという錯綜すら多分にある)こともあり、こういう話も出てきたりする。赤飯を使うのは不謹慎だ、云々という。

実のところバースデーケーキみたいなものをこのような時期に現地で食べるのは(廃棄処分にするぐらいなら云々ってのはともかく)あまり賢い選択に違いないけど、赤飯に関してはまったく逆ですらあるよ、少なくとも合理的だよという指摘。純粋に仕様の観点で見れば、確かにその通り。

加え、赤飯やもち米を使うとか、炊き込みご飯でおにぎりを作っておくってのが非常に合理的であるという指摘には、なるほど感。どんぶり飯のような合理さはおにぎりにもあるものね。普通のおにぎりの中に具材を入れればよいまでの話、という指摘もあるだろうけど、作る時の面倒くささを考えると、炊き込みご飯にした方が楽でよい。

無論、普段からあずきやもち米を常設しているかとか、炊き込みご飯の材料があるかという問題が発生するけど...ってもち米はそんな大量に用意しておく必要は無いし、あずきに至っては何なら枕に使っておけばよいという話もある(そこまでしなくても一定量用意しておけばいいんだけど)。

第一印象だけで不謹慎だなんだと騒いでいると、自分の不勉強をさらすことになるのかもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2019年9月11日 07:02に書いた記事です。

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