非常時に無料開放される公衆電話

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NTT東日本は2019年9月10日、台風15号の影響に伴う停電の長期化で非常用電力が枯渇し、千葉県内の一部で通信サービスが利用できなくなっていると公表した。また、9日には、県全域で公衆電話約7000台を無料で利用できると公表している。

先の台風15号の被害で大きな被害を受けた千葉で、公衆電話が無料で開放されている件。以前似たような事例でも言及した記憶があるのだけど、そもそも公衆電話の数は少なくなっているし、使っている人どころか見た事がある人(視界には留めていても記憶に収まる形で確認した人)も少ないのが実情ではないかな、と。となれば、当然使い方が分からない人も多いだろう。

NTT側でも公衆電話の使い方を公知はしているけど、使う機会がない人はわざわざそういうページを見に行くことはないからねえ。使い方のポスターを公衆電話横に貼りつけるなり、大型のシールを本体に貼るという措置も今後必要になるのかもしれないな、と。いや、非常ボタン付きのタイプは本体に使い方そのものが書いてあるか。

けれど問題が一つ。公衆電話を使わざるを得ないってことは、スマホなり従来型携帯電話なり自宅の電話が使えなくなっている。そのような状況で電話をする場合、電話先の電話番号をどうやって知るのか。元々スマホを使っている人はスマホの電話帳に相手の電話番号などを登録しているはず。単に電波状態が悪くて使えないのなら、スマホの電話帳を展開すれば分かるけど、スマホの電池切れが生じていたら、相手の電話番号が分からない、参照できなくなってしまう。

何らかの形で住所録とか電話帳の類を紙などに出力しておいたり、手帖に書き込んでおいた方がいいのかな、という気はする。

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このページは、不破雷蔵が2019年9月13日 07:56に書いた記事です。

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