備蓄食糧の歴史とカンパンの由来(三立製菓) https://t.co/CuHRJbQY7Z 「技師を欧州に派遣、ドイツ式の横長ビスケットを採用し「重焼パン」としました。日露戦争後、軍用食の改良が行なわれ、カンパンの製法に5%のもち米を入れたり、おにぎりのイメージを出すため胡麻をまぶすようになりました」 pic.twitter.com/3AVtY895zX
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) September 12, 2019
先日非常食関連の話で、水分が多分に必要とされるのと硬いのでカロリーメイトとかソイジョイの方がいいのでは、という提言をした。結局はケースバイケースで、選択肢が多い方が状況判断によって最適解を選べるからいいよね、ということなんだと思う。当方は乾パンでもカロリーメイトでもソイジョイでも大丈夫で、どれも一長一短だし。
で、その乾パンについてそういえばいつ頃からあったんだろうということで調べた結果がこれ。昔の携帯食としての乾飯(ほしい)とか兵糧丸は小説とか漫画に結構出てたけど、南部せんべいが保存食のはじめてとはねえ。
元々江戸末期にパンを焼いて軍用の携帯食としていたようだけど、それとは別に明治に入ってからドイツ式の横長ビスケットを採用し「重焼パン」としたのが、乾パンらしい乾パンのはじめてということになるのかな。
「旧陸軍が研究開発した当時は、7年半の保存を目標としたため」とかすごい事が書いてあるけど、今の乾パンも保存用のものならそれぐらいは余裕で行く。ただ、お菓子的な意味合いが強いものだと、賞味期限が1年ぐらいで留まっていたりするんだよね。ローテで買い替えればよいまでの話だけどさ。
日持ちする食品の開発ってのは、昔も今も色々と難儀していたんだなというのが改めて認識できるお話なので、引用元は是非とも読んでほしいものである。
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