アマゾンからと偽装したスパムメール、その後

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具体的な着信メールを挙げると色々とマズいのであくまでも「こういう話があったよ」という体験談に留めておくけれど。先日お伝えした「アマゾン発を装った、アマゾンのアカウント関連にトラブルがあったのでこちらにアクセスしてほしいと誘導して、偽のサイトでアマゾンに登録している個人情報を入力させる」というスパムメール。少しずつ文言が変化しながら次々とやってくるので、少々怪しさを覚えていたのだけど、先日こんな感じのメールが。

スパムを配信するツールのようなものがあるらしく、その使い方を間違ったのか、パラメータ上の補足値というか補正値が残ったままの文面が送られてきたりする。これ、多分単独の事案ではなく、そういうことができるアプリだかツールが作られて、あちこちで行われているのだろうなあ、という推測。または組織内で下っ端に渡されて分散処理が行われているので、その下っ端の技術程度が低くて失敗した的な。オレオレ詐欺なら受け子がドジやらかしたって感じ。

実のところこういうパターンって、スパムの類では必ず起きる。多数の人に分散処理させると、どうしてもこういうミスをしでかすレベルのスキルの人がいるから、失敗した結果がやってきてしまうのだよね。

もっとも、それが分かったところで、受け取っている側には何か対処ができるかというと、何もできないまでのお話なんだけど。

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このページは、不破雷蔵が2019年9月14日 07:03に書いた記事です。

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