そろそろ出てくると思うので、「実家の果樹園の作物が台風で落ちてしまったので正規のルートで売れなくてこうして格安で売ってます助けると思って買ってください」みたいな売り文句の『訪問販売』は盗品の可能性大大の大だから気を付けてくださいね。生産者の孫を騙る若者が売り子の場合が多いらしい。
— 【第〇訓 犬猫にブドウは食わせるな】劇場版お寿司警察・青嵐と他99個のトマト (@kamibukulo_2) September 12, 2019
らしいというのは実際遭ったことがないので。なんせこちらは生産者同士の顔が割れてる田舎なので、流石にリスキーと見えてまず来ないんですよ。「台風の被害」「見知らぬ農家の老人」「優しい孫」みたいなとこに同情した人に作物泥棒の片棒担がせて泥引っ掛ける奴は全員片脚削いで田に立てるゾ☆
— 【第〇訓 犬猫にブドウは食わせるな】劇場版お寿司警察・青嵐と他99個のトマト (@kamibukulo_2) September 12, 2019
台風での落果なら農協とか果樹共済とかで農家に補償はされますし(場合による)落ちずに傷がついただけの果物にも加工などの受け皿があります。道の駅とか産直でのワケあり果実カーニバルならまだしも、被災後で忙しい農家が訪問販売なんて時間かかる&売上げ見込めない真似するわけないじゃないですか。
— 【第〇訓 犬猫にブドウは食わせるな】劇場版お寿司警察・青嵐と他99個のトマト (@kamibukulo_2) September 12, 2019
超当たり前だけどまっとうな流通に乗った商品を買うことだけが正しい「買って支援」になるんですよ。
— 【第〇訓 犬猫にブドウは食わせるな】劇場版お寿司警察・青嵐と他99個のトマト (@kamibukulo_2) September 12, 2019
これは当人も実物に遭遇したことが無いということで、そういう話もある、考え方もあるという程度のこととして。ただ当方はその類の売り物を見た事は何度となくあるし(さびれた駅の駅前とか、人が集まり易くて警察などが近くに無いデパートの広場とかでよく見かける)、その行商人がカートを引っ張りながら歩いて、片っ端からドアをノックしていたのを近所で見かけたこともある。
結局はこういう危ない話が出てくるような可能性のある、出所の危うげなものに手を出すよりも、正規のルートで調達した方が、「支援のために」という買い物でもその誠意がかなうことになる。これって野菜とか果物に限った話ではなく、ボランティア活動とか募金とか、一般の商品購入にしても同じこと。
そりゃ確かに正規ルート以外の物でも、善意の上で、誠意をもってやり取りされているものもある。けれどそれが本当にそういうものなのかどうかってのは、素人の買い手側には分かりにくい。何らかの公認の肩書とかがあれば話は別だけど(そういう意味ではアマゾンのマーケットプレイスは非常に危うい状況にあるといってもいい。「アマゾンで買ったから大丈夫」という信頼が壊されてしまっている)。
ともあれ。支援の意味での買い物とか募金は、正規のルートで。たとえ安いから、目に留まったからとしても、それが自分の思いを伝えたい場所に届かず、悪しき考えを持つ者の懐に収まってしまうのでは、色々とやり切れないものがあるのだな。
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