1995年以前のデマ加害者は新聞、週刊誌を中心にしたマスコミ。
— Kame Ron Diaz(San Diego出身) (@kamesan1959) September 20, 2019
1954年第五福竜丸事件、各社が「水爆マグロが市場に出た」とデマ報道し、魚介類全般の買い控え発生魚屋の廃業が激増、70年代でも「魚には放射能」と盛り上がる老人がいた。
次に1984年熊本辛子れんこん。1社の衛生管理に問題があっただけなのにマスコミは「加工製造工程に問題」と一般化して業者全員に被害が広がった。友人の実家は倒産し大学院を中退した。
— Kame Ron Diaz(San Diego出身) (@kamesan1959) September 20, 2019
1993年平成の米騒動。タイが優先的に輸出してくれたのにマスコミは「ネズミの死骸」「まずくて食えない」と報道。
1995年阪神淡路震災。震源地の淡路淡路市の被害は甚大だったが、南部はそれほどでもなかった。しかしマスコミは「全島壊滅」と報道するところもあり南部観光業に廃業があいついだ。
— Kame Ron Diaz(San Diego出身) (@kamesan1959) September 20, 2019
最後に病気差別、「不治、遺伝病、風土病、奇病・・・」すべてマスコミがデマ加害者である。
無論これらは一部に過ぎないし、プロセスも案件ごとに違うのだけど、思い返してみればそういうマスコミによるデマで社会が揺らぎ、迷惑を被り、被害が生じる・拡大するって話は結構ある。マスコミ側からすれば「だって知らなかったんだもん」「そうだと思っていたから」「報道の自由ガー」「私達記者は正義」で正当化するのだろうけど。言論機関でもある新聞ならまだしも、公共の電波を使っているテレビとかラジオはどうなんだろうか、慎重に対応するという考えはないのだろうか。
ないのだろうな。それがマスコミにとって自称する使命であり、正義であり、そしてなによりも使命や正義を大義名分としたお金稼ぎのためのよい方法になるのだから。
ニュースステーションの所沢ダイオキシンホウレンソウ報道とかマスコミのデマ・誤報からの風評被害は本当に限りがない。外因性内分泌撹乱物質を環境ホルモンと名付けて「わかりやすくした」のも確かNHKの記者だったかな。農薬の件など報道に載ったら必ず間違えている
— koume (@koume_nouka) September 20, 2019
以前から何度か言及しているけど、マスコミがよくやる手口に対する警告「分かりやすいが正しいとは限らない」ってのは大きなポイント。正しい表記から分かり易くすることが難しい、面倒くさいからといって、間違っている内容を差し替えて伝え、それがあちこちに大きなマイナスを与えるってのは非常に困った話ではあるし、その類のが与える社会への損失ってどれほどのものになるんだろう。
正しいこと、確かなことを多分に伝えているのも事実ではあるけど、意図的な間違い、誤解釈、デマの類を多分に流しているのもまた事実。自動車の欠陥とかファストフードの異物混入と同じ構図で、多数の正しい事、社会に役立つ事を提供していても、問題のあるものがあったらそれに対する責任は重大なものとなり、製造ラインを止めて原因を究明し、再発防止策を取らなきゃならない。そういうプロセスを経ることで、提供されるものはどんどんよくなっていくし、安全性も高まる。マスコミはその類のものをしているのだろうか。
むしろ、意図的にデマなどを流している点で、自動車やファストフードの事案よりもたちは悪いのだろう。
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