米国で浸透するオーディオブック

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オーディオブックとは言葉通り聴く本。他人が朗読した本の文章を耳で聴くためのもので、普通の読む本と比べて使う身体の器官が異なるのが最大の特徴。文字の認識が難しい人、視力が落ちている人も本を楽しめるだけじゃなく、ながら活動に適しているのがポイント。紙などの本と異なり、ランダムアクセスが難しいなどの短所はあるけれど、逆に声優さんなどによる、声での付加価値をつけることもできる。ラジオと似たようなものだな......ってラジオ番組にも朗読みたいなものがあるから、元々似通っているのか。

昔はカセットテープやCDで利用するってのがメインではあったのだけど、最近はデータでやり取りできるようになったので使いやすくなったのは事実。

PewResearchの最新の調査結果によれば、米国の成人においては20%が過去一年間にオーディオブックを使ったとの話。電子出版物は25%だから、なかなかのものではないかな、と。

属性別では女性、白人、中年層、高学歴、高年収、都心部住まいの人の方が利用率は高い。インフラなどの問題もあるけど、女性の方が高い値ってのはちょっと意外。もっとも、紙も電子も女性の方が上だから、単に女性は本好きってことになるのかな。

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このページは、不破雷蔵が2019年9月27日 07:05に書いた記事です。

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