キューバの庶民が言う格言が面白い。よく当たっている。「資本主義世界では将来何が起こるか分からない。社会主義世界では過去に何が起こったのか分からない」
— 宮本悟(Satoru Miyamoto) (@satoru_miyamoto) September 28, 2019
残念ながら当方はキューバに住んだことは無いし、検索した限りでは該当する格言が見つからないので、どこまでこの話の信憑性、つまり本当にキューバの庶民が語っているかどうかってのは分からないけれど。一般的なネタ話としては結構道理が通りというか興味深いものに違いは無い。
資本主義では経済上の揺らぎが大きいのと、民主主義の迷走性が顕著なものとなって先行きが見通せない。社会主義では実情はともかく建前としては計画経済の下に社会が営まれていくので将来何が起きるのかは分かることになっているけど、過去のあれこれは都合が悪いものに関しては片っ端から無かったことにされるので、何が起こったのか分からない状態になってしまう。資本主義=民主主義、社会主義=統制主義的な感じ。
この流れで行くと「独裁主義では未来が無い」ってことになる。いや、過去もねつ造されて未来も輝かしいものになるという前提だから、「過去も未来もあるように見えるけど、実は双方ともない」ということになるのかな。
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