検索エンジンが法人系以外のYMYL系情報を事実上追い出すとなると、大義名分としては「法人のが正しいから」となるけど、担保するものはどこにもないし、情報の偏りや、法人のやらかしに対するツッコミとか分析、解説がネットから除外されるという大きな問題が。例えばEM菌とか水素水とか謎水とか。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) September 10, 2019
公的なデータとか拾ってきて集約したり計算したりかけ合わせたりして分析するような、当方のライフワーク的な手法を全否定されたも同然なので、激おこぷんぷん丸なのです。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) September 10, 2019
YMYLとは「Your Money or Your Life」を略したもので、お金とか生活に関するジャンルのこと。グーグルの評価において、これにかかわる情報については、基本的に法人なり公的な機関なりメディアに露出している有識者でないと、一律でアウト的な判断が下されるようになった。
ただこれって、大義名分としては「法人の情報は正しいから」という主張になるけど、それを担保するものはどこにもない。情報の偏りや、法人のしでかしたことに対するツッコミ、反発的なものでなくとも分析や解説の類が事実上ネットから除外されるという大きな問題が発生する。市井の声が流れなくなるのだよね。例えばEM菌とか水素水とか謎水とか、発信元は法人格だから絶対真理で不特定多数に肯定的に見られてしまうことになる。考え方の多様性とかがないがしろにされてしまう。
公的なデータなどを拾ってきて集約したり計算し、さらには色々とかけ合わせせ分析し、数字そのもの、さらにはそこから見えてくるあれこれを見出したり問題提起するというような、当方のライフワーク的な手法を全否定されたも同然なのだよね、これって。
なんか色々とありすぎて、アクセス動向を見るたびに、数字から読み取れる実情が他人よりもよく分かるだけに、どうしたらいいんだろうなあ、というぼんやりとした思いしか出てこないぐらいに、脳が疲弊してしまっている。
こういうことに心身のリソースを奪われると、ますますコンテンツの生成に難儀させられてしまって、ネガティブスパイラルになってしまうんだよねえ。
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