みんな薄々感づいていると思うけど、今の10代の歴史クラスタのレベルは昔に較べ異常に高い。
— 谷津 珠葉(李厳命) (@Rigenmei) October 1, 2019
独学の手段が広がった上に、
Twitter等で素人の与太話は勿論、プロの歴史学者や史学科OBや現役の意見、自称郷土史家や逆説&ハゲの小説家の妄言まで、滝の如く流れてくるから精査する目が自ずから養われる。
ツイッターとかFacebookに出てくる学生の人とか、時折ニュースで伝えられる、そういう方面の人達の実情を見るに、とてもよく納得できる話。昔の「調べる」と今の「調べる」では手段の数がけた違いではあるし、使い勝手の良さも別世界のものだったりする。
ただ一方で、手段の多様化と容易化、取得できる情報の多さってのは、良い方向にばかり作用するとは限らない。変な情報をつかんでそれに信奉してしまうと、おかしなままで先鋭化してしまう。その動き方が正しいものならともかく、変なものだと困ったことになる。
邪教の経典を世の中の真理として手渡されて信じ込んでしまうと、危ない人になってしまうってのと同じ。そしてその良し悪しを判断できるかどうかってのは、本人の資質に頼るしかない。YouTubeとかはそういう材料としての最先端ってところだな。
すべてがすべて先鋭化するわけじゃないけど、そういう可能性を多分に秘める状況になっているのは否めない。それこそ赤子が拳銃を持っているようなものだ。
...ああ、そうか。ツイッターなどで粋がって斜め上の学生っぽい人がちらほら見受けられるようになったのは、単にLINEなど隣人との接触感覚で不特定多数と接しているだけじゃなくて、このような「かわいそうな方面で先鋭化してしまった」結果なのか。
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