レゴのヒドゥンサイド ゴースト漁船(70419) https://t.co/udvDU9bRmD にレビューが付いていたので確認したら驚いた。中国語。米アマゾンのレビューが参照される事はありましたが、中国語が混じってくるとは。内容をぐぐる翻訳とみらい翻訳で日本語化したら二度びっくり。 pic.twitter.com/YUNUykJZEq
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 7, 2019
アマゾンでの自分のほしいものリストはチェックリストも兼ねる形となっている。新商品を見つけたらすぐに登録すれば、その後値段が下がると登録時から何%値下がりしましたとの表示が出るので、良い買いのタイミングが一覧としてつかみやすいからだ。気になったらその商品の詳細をチェックし、Keepaで確認すればいいのだし。
で、そのリストを見ていたところ、カスタマーレビューが付いたとのマークを確認。どんなレビューが書かれたのだろうと見てみたら、色々とおかしな感じ。全部中国語。そういや以前、カスタマーレビューがバグっていた時に、中国語でスパムのレビューが掲載されたこともあったっけ、と苦い思い出がよみがえり、翻訳してみることに。
単独の翻訳サイトだと誤訳の可能性があるので、みらい翻訳とグーグル翻訳の双方を用い、双方を照らし合わせる形で日本語訳に。呆れかえって顎が地面に落ちた。
「以前はレビューをせずにポイントを無駄にしてました。今はポイントがお金に交換できると分かったので、言葉をコピーして手間を省いてレビューしポイントを稼いでいます。重要なことは真剣・丁寧にレビューをする必要がないということ。自分で考えてコメントをする必要はありません」をぃ。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 7, 2019
おおよそこんな内容。アマゾンのカスタマーレビューが直接ポイントとかお金になるって話は聞いたことが無いので(ビックカメラとかだとレビューを書くとちょっとしたポイントがもらえるってのはあったかな)、アマゾンにレビューを書くことで利益が得られる別の組織が存在する事になる。
しかもそのレビューについても真面目に考えて書く必要は無い、他人や商品スペック紹介部分をコピーして書けばいいから楽ちんでポイント稼ぎ、しいてはお金稼ぎができるよねというドヤ顔語り。
そういや以前【アマゾンのレビューとやらせと】という話をしたばかりだけど、この組織のことを言っているのだとすると辻褄が合う。レビュー組織内での換金方法を暴露した形になってしまっているのか、あるいは宣伝のつもりで書いたのか。該当者のプロフからレビューをたどると、数年前に数件、まともな...に見えるけどよく読むとコピペな日本語のレビュー、そして数年間を開けて、9月26日にまとまった形で今件の書き込みが、同じ本文でタイトルだけ変わる形で。
ああ、もしかして自動生成のコメント書き込みアプリみたいなものがあって、その調整に失敗して、下書きとして書いた今件の吐露的内容をアップしてしまったのかもしれない。スパム系の作成アプリの操作を誤って変な出力がされた状態で書きこまれたりメールを送ってしまうという例は結構あるから。
ちなみにレゴは他のレゴのセットのレビューにもある通り、vineプログラムにも参加しているので、ステマをする必要は無い。そして該当のレビューには「Amazonで購入」のタグが付いている。たまたま買ったものの中にレゴが入っていただけだろう。他にもリュックサックとか洗濯機のクリーナーとかもあるし。
...よもや「Amazonで購入」のタグまで偽装・改ざんできるような話、ではないよね?
コメントする