「二子玉川の環境と安全を考える会」のサイトの件。あたかも台風直後に消えたように伝えられていますが、魚拓は10年以上前ですし、インターネットアーカイブには姿が確認できませんし、OCNのサイトサービス「Page ON」が2015年2月末で終了したのに伴って消えただけでは無いかと。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 14, 2019
先の台風19号で大きな被害が出た各河川の中でも、土手の内側にあって浸水したことをきっかけに、色々と歴史が掘り出されて、人のエゴイズムとかお気持ちファースト的な話とかが混ざったりしている。
で、その中でキーとなるであろう活動をしていた「二子玉川の環境と安全を考える会」というところのサイトが、台風19号での被害をきっかけに無くなったという話が出ているのだけど。
台風の被害でケツまくって逃げた云々っていうのなら、検索側のキャッシュに残っているはずなんだよね。管理側が意図的に「検索エンジンからも結果を消してね」というサーチコントロールでの処理をしない限り。でもその類の形跡はない。たまに出てくるウェブ魚拓も2008年で、10年以上前のもの。
URLを元に探ってみたところ、掲載していた場所のOCNのサイトサービス「Page ON」が2015年2月末に終了したので、それに合わせて自然消滅したもよう。恐らくはそれ以前に活動そのものが事実上終わっていたのだろう(探りを入れないと確定はできないけど)。ただ、その後にどこか別のところで名前も変えて活動をしている可能性も否定できない。
ともあれ、台風19号の被害とともに突然サイトを消して逃亡ってのは、時系列を無視したお話でしかない。
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