人権侵害を笑いながら行う漫画を宣伝する広告があって、ちょっとアレな感じがする。例のビビットアーミーの件も合わせ、グレーゾーンというか、ぎりぎりアウトなものがR18指定されずに出てくるのはどうなんだろう......
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 13, 2019
いくらフィルタしても沸いてくるし、他サイトではフィルタのしようもない、R18ではないけどR18的なビジュアルやらコピーが使われているプレート広告群。グーグルもよくあんなものを許したな、という感は強い。定められている基準の上ではもちろんセーフなのだろうけど、印象をアンケートで尋ねれば十中八九までが当方と同じくアウト的印象を抱くに違いない。恐らくはそのような錯誤を狙っているのだろう。
そういうグレーゾーンを堂々と歩いて美味しい思いをしているであろう広告というのが、結構目立つようになった。クッキーなどを除外して閲覧しても同じような結果が出てくるので、当方の閲覧性向によるもの云々という話でもない。例のビビットアーミー以外にも、個人の体験談であろうと、人権侵害そのものを笑いながら行うという漫画が出てきたり(仮想の世界云々では無く)、それが社会一般の認識だというような表現がされていたり。
グレーゾーンを堂々と歩くことで益を得るものの、そのせいで線引きがさらに厳しくなって結局は皆が損をするという話は、以前から何度となく繰り返し言及している。それを成す人たちは裏技とかテクニックとか戦略とか賢い手法と自称したりするけど、そういうこういが結局社会そのものを息苦しくさせてしまうことに、どうして気が付かないのだろうか......というよりは気が付いているけど、食い逃げしちゃえば別にいいじゃん、という程度の考えなんだろうな。
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