このネット社会では欲しい情報(画像)は大抵は手に入るが、今度は それが本当に自分の探していたものかどうか精査する「眼」が必要になってくるのよね。 >RT pic.twitter.com/MLMsue9L45
— えびふらい絵仕事絶賛募集中 (@ebifly857) October 24, 2019
最近アニメの軍事監修のお仕事が多いんだけど、「ネットのお陰で名称でググれば大抵の兵器の画像は出てくるけど、それがその物ずばりなのか、レプリカやモデルガンなのか、ならば実物とどう違うのか、実物だけどイレギュラー(訓練用、試作型etc)なものなのか」の判断こそがこのお仕事のキモなんです https://t.co/sF5T4zU7LI
— 金子賢一 (@Kenichi_Kaneko) October 25, 2019
あえて大元の話は引用しないでおくけど、参考にする資料そのものが間違っていて、ストーリーや絵は大変よろしい出来なのだけど、作品そのものとして腰が砕けるようなものになってしまっているという事例があって、それに対する自戒的なお話がいくつか上がっているので、覚え書きとして。
検索すれば大体の素材は手に入るってことは間違いがないのだけど、そうやって調べて手にした素材、資料が本当に正しいものか否かってのは、結局大元の知識がないと判断できない。取得した情報の発信源自身の信憑性といったインターネットでの検索にかかわるレベルでの知識はもちろん、調べる対象そのものの世界観というか業界レベルとしての知識も必要になる。軍事的なものなら指摘されているように、実はレプリカだったりおもちゃだったりとか、実戦に使われたものではなかったりとか、演習とか映画のシーンだったりとか、色々と。先日も射撃大会での様子の動画を某国での戦闘シーンとして紹介されてしまって大騒ぎになったってのがあったな。
結局のところインターネットもまた道具の一つに過ぎない。その道具をいかに上手く使いこなすかは、インターネットそのものの知識だけではなく、調べる対象のあれこれを知っておく必要があるってことだ。
コメントする