Amazonでダイソンのコードレス掃除機を検索すると、最初に出てくるのは謎メーカーの偽物である。
— FF外から失礼されるアムロさん (@amuro_xem) October 23, 2019
激安の偽物は日本人にしては妙な名前のアカウントが大絶賛。本物の方はと言えば、なぜか名前が中国漢字になっちゃってるアカウントが星一つで購買欲を削ぐコメントを連投してる。
これが今のAmazonだ! pic.twitter.com/sd7izXybo1
Amazonが中国の詐欺業者に加担している実例(恥) - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々 https://t.co/8kvya0rJMA 基本的にアマゾンで買う場合は直売のが原則。マケプレは極力避ける。使う場合も評価を精査してから。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 25, 2019
昔からこの類の話は少なからずあったのだけど、最近になってどうも頻度が高くなってきたというか割合が多くなってきたというか弊害がダイナミックなものになってきているので、覚え書きも兼ねて。
今回上げたのは、正規商品名で検索しても中華のパチモンアイテムが上位表示されるし、そのパチモンアイテムには太鼓持ちレビューばかりが載って、本物のアイテムには誹謗中傷のスットコレビューがもりもり出ているという、教科書に載せてもいいぐらいの典型的な詐欺商法の手立てパターン。そして商品名に「[正規品]」と書くことで本物に見立てた商品を手にして騙されてしまったというお話。
以前、フェイク出品を激安で行って顧客のデータを盗取するという詐欺事件が横行した時にも喚起したのだけど、現在のアマゾンでは基本的にアマゾン直売以外のものを買ってはいけない。マケプレ厳禁。そりゃ確かにマケプレ業者にも真面目なところはあるけど、それを見極めることができない・面倒くさいのなら、素直にアマゾン直売のみで買うこと。なければ買わない。ビックとかヨドバシの方がその類のリスクは無いので安心。
Amazonで売ってるカメラ系の安いものも注意が必要です。クチコミの怪しい日本語でだいたい想像はつきますが...
— かっしー (@getrag) October 25, 2019
カメラに限らず、この類のインチキなマケプレな業者って十中八九は中華系。偏見だ何だといわれるかもしれないけど、実情なのだから偏見も何もあったもんじゃない。発売前に翻訳ソフトを介したような日本語でQ&Aが埋め尽くされているとか。しかも内容がほとんど宣伝と同じ。
精査しなきゃ駄目だ、アマゾン直売が無難。けれどスマホ経由の場合、表示画像が小さいなどの理由で、そこまでの精査が難しいのも実情。悪質業者はそれを狙っているのだろうけど。
似たような話はヤフオクでも沢山確認できるのだよね。レゴ系列に限ったものでも。色々と悪質な手法を紹介して注意喚起したいけど、当事者から嫌がらせを受けかねないのでまだまだ慎重に。情報の共有ができないのは残念。
表示の画像は本物を使っていて
— takumin (@coffe5656010) October 25, 2019
届くとパチモンって事もあります。販売元は要確認です‼️ pic.twitter.com/gUjmLvMUvM
これも以前解説した記憶があるのだけど、アマゾンとかヤフオクでの詐欺業者で自動出品アプリを使っているらしく、操作を誤って別の商品の写真を使っていたりとかって結構あったりする。さらにヤフオクでは、アマゾンで利用者が投稿した写真まで使用されるロジックがあったりして、当方のレゴの写真が出品一覧に登場したとか、不可解なケースも確認されている。ヤフオクの場合は、メーカー提供の写真が使われているケースはまず疑った方がいい。
ぶっちゃけた話、利用者側がこのような形で色々と注意しなければ正しい利用ができないサービスって、サービスとしては失格なんだよね。その辺、アマゾンとしてはどう考えているんだろうか。いくつかのルートで問い合わせてみようか。「努力してます」という返事が来ても「成果が出ていないどころか状況が悪化しているのはどのように弁明するのか」というツッコミをせざるを得ない事態に陥っているのに。
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