これ、普通の人は、何言ってるかわかんないと思いますけど、「子供」って書くのは良くない、「子ども」と書け、みたいな感覚、というか迷信が、一部の領域には存在するらしいんですよ。
— 弁護士 吉峯耕平(「カンママル」撲滅委員会) (@kyoshimine) October 26, 2019
「子ども」と書くのがイイコト、と思い込んでるから、萩生田大臣への批判としてこう書くわけです。 https://t.co/k9Y6FlZMoi
今の政権に代わった2012年末辺りだったかな、に文科省などで動きがあって、「子ども」という表記を「子供」に戻せ(書き換えろ、ではない)という話があった。今でも公文書においてすら混在しているけど、文科省では「子供」に書き直されている。
で、これについて難癖をつけてくる界隈が出てきたということで覚え書き。ちょっと時間が無いので探しきれなかったけど、大元は「子供」表記だったものが差別だ云々ってことで「子ども」表記にされてしまい、それが戻ったのが今政権に入ってから。「子ども」にしてしまったのがいつ頃なのか、記憶では前政権になった前後かな、という気もするのだけど、証拠が見つからないので留保。公的文書を時系列的にたどれば分かるのだろうけど。
2013/07 「子供」と「子ども」の表記について https://t.co/jTV36I9lbZ pic.twitter.com/pjk1dpK5gJ
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 26, 2019
表記については2013年の時点で、2009年に書いたメルマガの内容を引用する形で色々と説明をしていたのを思い出す。少なくとも2009年辺りから「子ども」表記は目立つ形で使われているようになっているのかな、と。これもまた、ポリコレだね、という感じで。
あ、最近また「子供」表記をよく見るようになったと思っていたのは、そういうことだったんですね! 「人身御供に通じるから」なんて話も聞きましたが、まあ大層な言葉狩りだと思ったもんです......
— 真里谷 (@mariyatsu) October 26, 2019
「障害者を障がい者と言い換えても問題が解決するわけではない」というのと同じ話ですね
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) October 26, 2019
「人身御供」とか子供が奴隷的に使われてきた時代を連想させるからという話もあるけど、結局はお気持ちファースト以上の意味はない。そういう話を正当化してしまおうという声が絶叫の形で高まるから、世の中おかしくなってしまうのだろうなあ、という感はある。第一、そんなことをいったら「子ども」の「子」ですら差別的に思う人もいるかもしれないから「こども」にしようと言い出しかねないし、「こども」という表現すらアレだから、他の言い方を考えねばという話になってしまう。おバカさんではある。
コメントする