ヤフオクでアマゾンからの直接せどりを行うため、ゼロ評価やマイナス評価ではすぐにバレるだろうからと、1円のデジタルコンテンツを評価の相互かさ上げのメリットもつけてやり取りして高評価アカウントを創生するという、テンプレ的なパターンを発見。マニュアルとかグループがあるのでしょう。 pic.twitter.com/Zv4ZUwGnlT
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 27, 2019
古いレゴ系のアイテムをゲットするために始めたヤフオク巡回。狭いカテゴリ内だけど見ていると色々なクセやらパターンやら手法が見えてきた。その一つが写真にあるような所業。
これはアマゾンせどり、つまり自分の手元には在庫を置かず、アプリか何かで逐次アマゾンでの購入価格を取得してそれにマージンを加えた上でヤフオク上に「出品」、落札されたらアマゾンで購入して商品の送り先を落札者にすることで、自分は在庫リスクも無くマージンだけをゲットするという手法の前段階のもの。
実際にこのアマゾンせどりをしようとするとアカウントの評価がゼロとか1ケタなのにやたらと出品して怪しまれるから、最初に評価を底上げするため、適当な事実上の無価値コンテンツのやり取りをして評価を押し上げようとする手口。購入する側も事実上タダ同然で評価を1つゲットできるので飛びつくという次第。
無論ヤフオクでは在庫のない出品は禁止されている。実際この類の業者の動向を見ていると、実取引が行われるに連れて、せどりであることがバレたり、アマゾンで在庫が無くなってしまって「落札した後に在庫が無いとか言われました」という形で悪評価が点いて、あっという間にアカウントが消滅してしまう。もっともそうなったら新たに別アカウントを作られるまでの話なんだけど。また、通報されてもダメージを受けないように、出品してから締め切りまでの時間を短くしている。残念ながらヤフオク側のチェックには時間がかかるので、チェックが入る前に入札締め切りにしてしまおうという手口。
この類のアマゾンせどりでは、基本的に画像データはアマゾンから取得している。だから基本的にオークションを使う場合、商品の実撮りの写真で無いものは要精査が必要になる。面倒ならば一律チェックから除外が一番安心。商品の公式写真などは問題外。手元に実商品が無いという可能性があるからね。
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