京都市PRが物議 ステマ指摘 - Yahoo!ニュース https://t.co/31DtEgZBPW 「京都市が、市の施策を吉本芸人にTwitterでPRしてもらうため、投稿1回につき50万円を支払う契約を結んでいたことが分かった。投稿には市の広告という記述はなく、識者からは「ステマ」という指摘も」
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 28, 2019
京都市がお金を払って宣伝ツイートをしてと吉本に契約し、芸人に広告的な表記無しにツイートさせていた、いわゆるステマツイート問題。広告関連のガイドラインの問題とか、吉本自身のコンプラ問題とか色々とツッコミどころがあるお話。50万円ってのが妥当かどうかというところで、あらぬ方面からツッコミが入って逆にこの界隈のダークサイドな面が露呈されてしまっているというのはさておくとして。
「ステマという指摘も」じゃなくて「ステマそのもの」でしかないだよね、これ。いくら京都市側が「ステマじゃない」とか強弁したところで。
該当アカウントのフォロワーはそれぞれ16.4万、29.3万と相当な数で、それなりの効果はあったのでしょう。ただしステマが暴露されると、過去の類似ツイートもステマではと疑われることになります。なお消費者庁は2012年5月の時点でステマが景品表示法に違反する可能性もあるとの判断を示しています。
日本は元々ステマには甘い雰囲気があるけど、だからといってやってよいことではない。消費者庁も随分と昔から景品表示法に違反する可能性もあるとの意思表示をしているし、今回のように実情が暴露された時点で「他のツイートもステマかも」と疑われてしまう。それもずっと前のものからも含め、今後もずっと。
京都市も吉本も、ステマに関する認識が甘いのだろうなあ、というのが正直なところではある。悪い組織に弱みを握られたような状態になるのにね、ステマをすると。
コメントする