梅毒の流行状況(東京都 2006年~2018年のまとめ)(東京都感染症情報センター) https://t.co/yCcWzAovAC https://t.co/TckNK6sIDI えーと......(汗) pic.twitter.com/MmdcqSSjND
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 29, 2019
渋谷でハロウィンの大騒ぎが始まってから東京都内の梅毒報告がめがっさ増えたよ、という話。単なるネタ話かと思い感染症情報センターのデータを取り寄せたところ、確かに元々漸増減少はあったけど、4、5年ぐらい前からあからさまに増えている。これってどういうことよ。
「男性は20歳代から50歳代、女性は20歳代から40歳代が増加しています」ざわ・・・ざわ・・・ pic.twitter.com/4t09DRS77f
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 29, 2019
「男性は2009年以降、同性間性的接触が50%以上でしたが、2015年以降は異性間性的接触の割合が増加しています。女性は、異性間性的接触が50%以上を占めています」ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ pic.twitter.com/nF6krZwy0E
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 29, 2019
他にも年齢階層別の増加動向とか、性別の患者報告数とかを見ると、色々とざわざわしちゃう結果が出てきている。もしかして、と思うわけだ。
全数報告疾病 届出患者数 推移グラフ (週) https://t.co/Q1IcLFTIye で梅毒を見ると、実のところはハロウィンの季節だけ急増しているというわけでは無い。よって、ハロウィンとの因果関係は無いと見てもよいかな。むしろ他の原因による増加。 pic.twitter.com/07YVjiPAEm
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) October 29, 2019
ところが各年(表示させているのは2018年と2019年)の週単位での動向を見ると、ハロウィンとは関係無く数字は推移している。ハロウィンが原因ならば、ハロウィンの後に急増しなきゃならない。潜伏期間云々という話もあるけど、週単位での確認値が平たんになるように、きれいに潜伏期間が伸び縮みするってのは考えにくい。
かくしてハロウィンで大騒ぎした界隈が梅毒の原因となるような以下文字数ってのはありそうにないってことで一件落着。ちなみに1週と18週が大きな落ち込みを見せているのはそれぞれ正月とGWで医療機関が休みのため報告がされないから、と見れば道理は通る。
で、だ。ならばどうしてここ4、5年で都内の梅毒患者報告数が急増しているんだろうね。罹患したと思われる場所とか、報告者・想定対象者の国籍とか、その辺りのデータがあると、色々と分かるのだろうけど。
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