350と700ミリリットルサイズのコカ・コーラペットボトルが登場

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コカ・コーラ システムは飲みきりと2人飲みにフォーカスした「コカ ・ コーラ」の新しい容器サイズとなる350ml PET、700ml PETを2020年1月13日から東京・神奈川・千葉・埼玉のスーパーマーケット、ドラッグストア、ディスカウントストアの約8500店舗で先行販売する。現代の日本は少子高齢化によって人口減が進む一方、少人数世帯が増え、これにより家での炭酸飲料の飲用習慣も変化している。ペットボトルの大型サイズを大人数で分けるよりも小型サイズを少人数でシェアして飲むことが多くなった。

炭酸飲料が売れていない、特に大型サイズのものがってのは売り場でもものすごく分かる。ディスカウントストアやドラッグストアでも大容量の炭酸飲料がたたき売り状態で、それでも売れなくてさらに値を下げているのに、相変わらず在庫もりもり状態。しばらく見ていても誰も手をつけようとしない。少人数世帯化とか高齢化で(つまり高齢者は炭酸をあまり好まない)シェアという消費スタイルがあまり通用しなくなった次第。

ぶっちゃけた話、お茶とかミネラルウォーターは大容量容器でもボンガボンガ売れているので、単純にシェア云々というよりは「一度ふたを開けたらすぐに飲み切る必要がある」「高齢者は炭酸が好きじゃない」「健康志向」あたりがポイントなのかな、という気がするけど。

で、今回そのような状況にあわせ、コカ・コーラから350ミリリットル・700ミリリットルサイズのペットボトルが登場するとのこと。正直、容器サイズが色々とあるので、本当に新しいやつだっけ、前から無かったっけと誤解してしまいそう。

他方これは指摘があったのだけど、350ミリリットルサイズのって結局、昔のアルミ缶サイズと同じ容量なんだよね。結局戻ってきちゃったのか、というところなのかなあと。

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このページは、不破雷蔵が2019年11月 1日 06:50に書いた記事です。

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