イラン 新たな油田発見と発表 - Yahoo!ニュース https://t.co/Y3S9M5S3rf 「イランのハッサン・ロウハニ大統領は、フゼスタン州で新たな油田が見つかったと発表した。同国の原油の確認埋蔵量は約1556億バレルだが、今回の発見により約34%の増加が見込まれる」
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) November 10, 2019
あくまでもイラン自国の発表のみで第三者機関によるものではないし、情勢が情勢なだけにプロパガンダの類もあるので信ぴょう性は今一つではあるのだけど(新しい原油が見つかったとしても量の計算がずさんかもしれない)、530億バレルってのは相当なインパクトに違いない。「政府からイラン国民へのささやかな贈り物だ」って言い回しは多分に皮肉めいているし、今件報道の信憑性の度合いを示すものでもあるような気がするのだけど。
ベネズエラ...3032
サウジアラビア...2662
カナダ...1689
イラン...1572
イラク...1488
ロシア...1062
クウェート...1015
UAE...978
米国...500
(億バレル)
言及量が事実であるとすればイランの原油確認埋蔵量は2000億バレルを超え、ベネズエラ、サウジに続く世界第三位の埋蔵量国となります。全世界シェアも9.1%から11.8%に増加。
もっとも今回発表された値が事実であるか否かに加え、原油の質がベネズエラの事例のように品質の上で問題のあるもの(オリノコタールなど)が含まれていることも考えられます。
一応手元にあったデータを基に試算したところ、530億バレルがそのまま事実で、採掘可能なものであれば、イランの原油確認埋蔵量はカナダを超えて世界第二位になる。全世界シェアも11.8%に増加する。結構なパワーバランスの変化が生じる。
【原油WTI】57.45 (1㍑=39.46円) pic.twitter.com/nnVH0emU12 https://t.co/8PxLnwaMCp
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) November 10, 2019
もっとも原油価格はほとんど反応を示していない。レンジの中での動き。結局は話半分ってところなのか、それともこの程度の量では...という認識なのかもしれない。あるいは量が増えても輸出できんやろ、ということなのかな。
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