AWSで文字起こしサービスが日本語展開

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米アマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Services)は2019年11月21日(米国時間)、音声からの文字起こしAI(人工知能)サービス「Amazon Transcribe(トランスクライブ)」の対応言語に、日本語など7言語を追加したと発表した。Amazon Transcribeを利用すると、コールセンターや動画配信などのシステムに日本語の文字起こし機能を組み込みやすくなる。


Amazon Transcribeは保存された音声・動画ファイルからの文字起こしに加え、音声・動画のストリームデータを基にした即時の文字起こしも可能だ。今回はこれらのうち音声・動画ファイルからの文字起こしで日本語に対応した。


取材などで得た音声データをテキスト化する作業、文字起こし。非常に面倒くさいし専門知識がないと頓珍漢なテキストが出来てしまうので、とても苦労をするし、専門職として携わっている人も少なからずいる。最近ではYouTubeに動画の形でアップして自動文字化・翻訳化するという裏技的な方法もあるけど、やはりへなちょこな文ができるので、人の手が加えられないと実用には耐えられない...というかまだ人の作業のサポートレベル。

で、その文字起こしがアマゾンのAWSでサービスとして提供されていて、ようやく日本語にも対応したよというお話。そのまま完成したテキストを素で原稿に使うってのはリスキーだけど、作業の手間を省く相棒としては頼りがいがある。自分が取材したわけでは無いけど取得した動画のテキストを見たいな、という機会もあるだろうし。


コストはこんな感じ。会社で議事録作る際に下書き程度の文面を作ってもらうのには悪くない料金だと思う。問題はその精度だけど......こればかりは実際に使ってみないと分からない。

一度テキスト化すれば色々な使い道ができるだけに、気軽に使えて普及するようになってほしいものではあるのだけど。

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このページは、不破雷蔵が2019年11月23日 06:57に書いた記事です。

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