2019年度夏季の電力需給実績の振り返り及び冬季の電力需給見通し・対策を取りまとめました (METI/経済産業省) https://t.co/lHzZy5stFH 「2019年度冬季の電力需給については、全国で電力の安定供給に最低限必要とされる予備率3%を確保できる見通し」 pic.twitter.com/deyuTIYtH9
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) November 6, 2019
かつては本家サイトでも詳細を精査していた、夏と冬の電力需給ピーク時における節電関連のお話。最近はあちこちやりくりをすることで何とか最低限必要な予備率を確保できることになったため、要請の類はなくなったのだけど、予備率のラインが3%とか結構際どい形になっていることに違いは無い。
今冬からは本州と北海道との連系線が増強...というか別途追加されたことで、60万kWから85万kWに増えたため(本来は90万kWの容量だけどエリア外からの年間契約調達があるので5万kW分は最初から供給されていることになっているのだそうな)、ある程度の安定感は出るようになったけど、大規模電源脱落時のリスクがゼロになったわけじゃない。やはり原発でリスクヘッジが必要だと思うのだけど。ああ、北海道における冬の節電要請が無くなったのは、震災以降では2019年度が初めてなのか。
状況が変化したためこの辺りの話も語られなくなってしまった雰囲気だけど、電力需給の問題や、震災以降にお騒ぎ組がどのような騒ぎをしでかしたかはしっかりと記録し、覚え置く必要がある。同じ事を何度でも繰り返すだろうからね。
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