ホールケーキが売れないのなら

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先日洋菓子店の倒産が相次ぐ云々という話の中で、その理由の一つとして少人数世帯化を受けて稼ぎ時のホールケーキが売れなくなってきたってのが挙げられていた。コンビニとの競争激化とかラインアップの問題とか近寄り難さとか他にも色々とあるんだろうけど。

で、ボリュームそのものもそうなんだけど、一人暮らしでは同じ種類のケーキをホールで食べるのはかなりつらい。数年前に初音ミクのオマケが欲しくてファミマでチョコレートケーキのホールを頼んだ経験者として、切実に分かる。生ものだから保存ってわけにもいかないのだよね。朝から晩までケーキ三昧。

だったらせめて、同じ種類ではなく、さまざまな種類を食べられるようにすればいいじゃないか......ってそういやそういう考え方として、ピザのクォーターがあったよな、と。


というネタ話をしていたら、実在するとの話。調べてみたら本当だった。ただこれって、要はショートケーキを組み合わせてホールにしただけという、逆転発想の産物だよね。作りは面倒くさいけど、8種類の別々のケーキを作ってショートにして組み合わせればよいのだから、手間は最小限で済むし、合理的。バイキングのような楽しみ方もできる。

ただこれでも「量が多い」という根本的な問題は解決しない。と、なると、日持ちする材質で作るか、あるいはバイキングに出てくるような数センチ四方のミニサイズを集約する形で、となるのかなという気がする。

そうだ、握り寿司ぐらいのサイズにして、自由に組み合わせられるというのはどうだろう。回転ケーキとか...ってこれはアレか。すでに回転寿司のスイーツで実現されているか。

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このページは、不破雷蔵が2019年11月11日 07:23に書いた記事です。

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