フェミや一部女性がジャンプガーと連呼するひとつの社会的背景は、少女漫画の絶望的なまでの衰退があると思う。もし少女漫画がジャンプ並に、せめて日常的にコンビニに並ぶぐらいに売れていたら、"少女漫画で連載してくれ"となっただろう。でも少女漫画は売れてない。日常的には目にしないんだ。 pic.twitter.com/NUSM1RQtvY
— 高村武義 #WalkAway (@tk_takamura) November 9, 2019
フェミがジャンプにフェミ漫画を載せろって話ではあるが、フェミ漫画が売れるのなら、現在の少女コミックスを始め女性誌の売り上げがあんな状態にはならないんですよね。故意に畑違いの苗を植え付け、男女対立を起こした結果、全てを枯らそうと工作してますな
— オーブン (@toaster_o) November 7, 2019
少女・女性向けコミック誌部数動向(2019年4-6月) https://t.co/dfW84NmxUc とかね。 pic.twitter.com/DSbpBPQXs6
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) November 10, 2019
そういや先日最新の印刷証明付き部数のデータが出たので週末辺りから精査をしなきゃな、と思いながらこのネタを色々と考えながら読み返す。要は先日から逆切れ状態のフェミニズムな方々が、ジャンプは一番売れている漫画雑誌だけど男性偏向、女性向けのも載せろ、フェミニズムな漫画を載せろ云々と社会正義を振り回しているけど、色々とおかしな話であることを覚え書きとして。
そもそもフェミかどうかはともかく、雑誌名からして少年向けなんだし(先日のデータにもあるけど、実購読者層はどちらかといえば青年向け。少年向けの単行本を出していくためのプラットフォームみたいなものになっているのが実情ではあるけど)、売れる内容ならば女性向けっぽい漫画ももりもり載っているはず......ってよく考えたら各作品をこれは男性向け、これは女性向けと区分すること自身が差別的な発想ではないかなと思ったり。セーラームーンを男性が好んでもいいし、Dr.STONEを女性が溺愛したって何の問題も無い。
第一、女性向けの漫画雑誌って、男性向けの以上に部数減退が著しいのが実情。元々消費性向の違いがあるので、もしかするとデジタル方面ではまた違う動きがあるのかもしれないけど。かつては100万部を超えていた雑誌もあったし。
結局のところ、フェミニスト界隈の「フェミな漫画をジャンプに載せろ、絶対受ける」ってのは、いきり立った同人作家が「自分の作品は絶対売れる。社会正義の下にジャンプに載せろ」と騒ぐのと同レベルのお話でしかない。たくさん売れている雑誌なんだから、社会正義であるフェミニズムな漫画を載せるのは義務である、とかいいだしたら、それこそ狂気の沙汰以外の何ものでもない。それが正当化されるのであれば、多様な「社会正義」を主題とした漫画を載せなきゃならなくなる。
あるいは単に「公知力が大きいから便乗したい」という思惑だけなのかもしれない。ならばフリーペーパーに掲載して1000万部ぐらい刷って配ればよいまでの話ではある。
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