「「ガンは真菌(カビの一種)だ」などとする表現は媒体として十分な検討を行うべきでした。
— なかのとおる (@handainakano) November 14, 2019
バカも休み休みにしてほしい。検討以前、問題外のトンデモ説。どうしてそんな広告を載せたのか。「真実の報道 朝日新聞」というのがあったけど、これでは「ウソの広告 朝日新聞」https://t.co/1XaXbHGhpn
笑って済ませられるような話ではなく、実害を容易に与えうる、ニセ医学内容の書籍の広告を掲載し、関係方面からフルツッコミを受けて、一応謝罪文的なものを掲載した朝日新聞の話。論説というか考え方としてこういう考えもあるよという思想的なものならともかく、医学的に否定されていて、かつ実害となりうるような話を平気で載せる、新聞社の広告規定、倫理観ってのはどこにあるのだろうか。
表現の自由ってのは当然あるのだけど、社会の公器を自称する媒体としてはやっちゃいけない。大麻は薬だ、犯罪は正義だといった話を載せるのとどれほどの違いがあろうか。
朝刊に掲載した『イタリア人医師が発見した ガンの新しい治療法』の書籍広告につきまして https://t.co/qrqv0YgbxE 一応読んでみましたが、ヘイポーの謝罪文と良い勝負。明確な謝罪の上で、再発防止策の策定とそれの確実な実行の体制作り。企業の不祥事問題で新聞社が求めているのと同じことが文字数 pic.twitter.com/xMSYzvDFMj
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) November 14, 2019
肝心の謝罪文を読んでみたのだけど、まずPDFで提供しているあたりがアレだよね、という話はともかく(さすがにテキストの暗号化はしていなかった)。内容的に自分達は悪くないよ、たまたまだよ、指摘されて仕方なく精査したら何かそれっぽいんで気を付けるね、ぐらいでオシマイ。高飛車な雰囲気がじわりじわりと漂う文面だったりする。
そういう印象論はともかくとしても、この類の話があれば、似たような企業の不祥事があれば、明確な謝罪の上で、再発防止策の策定とそれの確実な実行の体制作りを報道は求めるのが常。それがどこにも見られない。というかこの文面をよく読むと、つまりこれまで広告内容に関する精査はしていない、チェック機構そのものがないってことを暴露したことになるのだけど、大丈夫なのかな、朝日新聞。
文春オンラインについては「新聞・雑誌・TVの自浄作用がないのを、臨床医が尻拭いし続けてきたのはガン無視か〜」という感もあるねえ。
— KGN (@KGN_works) November 14, 2019
1人の誤認を正してる間に、新聞・雑誌・TVは万の単位で誤解した人を作ってるんだ、と自覚して欲しいものです。
バカ医者の修正まで手が回らない、も現実の一面。
文春オンラインについては「新聞・雑誌・TVの自浄作用がないのを、臨床医が尻拭いし続けてきたのはガン無視か〜」という感もあるねえ。
— KGN (@KGN_works) November 14, 2019
1人の誤認を正してる間に、新聞・雑誌・TVは万の単位で誤解した人を作ってるんだ、と自覚して欲しいものです。
バカ医者の修正まで手が回らない、も現実の一面。
せめて
— KGN (@KGN_works) November 14, 2019
・報道するならインチキは排除してくれ
・広告を無節操に載せるな
これを守って欲しい。
「どんなインチキでも、キャッチーなら取り上げる」という態度は、インチキやってるバカ医者に援護射撃くれてるのと同じだよ。
撃たれてるのは「臨床現場でいちいち修正し説明し直す羽目になる」我々。
患者対応で手一杯だと、本丸であるインチキ連中の検証に使える時間は減るからね...
— KGN (@KGN_works) November 14, 2019
今はまだ出て来られない臨床医の中に、検証能力を持った人っているんだよね。
— KGN (@KGN_works) November 14, 2019
それにネットでまともなことを書くと、インチキ信者に寄ってたかって攻撃されるというケースも散見される現状では、ネットでゴチャゴチャやるのが苦手な人が出て来られる環境はまだ整ってない。
「検証し、その結果を周知していく」活動に携われる人が出て来られる状況じゃない(忙しすぎる、攻撃され過ぎるので出て来られない、など)以上、せめて『インチキ医者へのマスコミによる援護射撃』だけはやめてもらえないものか。
— KGN (@KGN_works) November 14, 2019
ついでに書いとくと、「反ワクチン」の諸々に関してはマスコミが先頭で旗を振ったというのもお忘れなく。
— KGN (@KGN_works) November 14, 2019
それを自ら批評せずに、なにが自浄作用か。
自分たちマスコミこそが、まともな医療従事者の仕事を増やしまくってる自覚をまず持ってほしい。
朝日系の事例もあるし。https://t.co/xT6gGdJrgD
「業界として自浄作用を持て」
— KGN (@KGN_works) November 14, 2019
まったくおっしゃるとおり。
ですから、ご自身でもやっていただきたい。
他社の事だから関与できない?
それ言うなら、我々だって「他の医療機関の事だし、医師の裁量権に関わることだから、口出し困難」なんですよ。
それでもやれというなら、率先垂範を。
文春オンラインの記事云々ってのは例の血液クレンジングの件。医療関係者が悪いとばかりの話で、報道メディアが責任逃れをしているよね、というわけだ。むしろ指摘されている通り、メディアのやらかしを医療関係者がしりぬぐいしているというのが実情。
この状況、医療に限らないんだよね。マスコミが公知力を悪用して世の中を悪くしていく構図。意図的にやっている場合もあれば、無知な故に知らずにぶん回している場合もあるけど。そして過ちを正そうとしても逆切れされ叩かれ、リソースを浪費し、益も無いに等しい。やらかしたマスコミは知らんぷり。精々ててぺろ。そして同じ事を何度でも繰り返す。
自浄作用の類なんてのは期待できないし、第三者から叩かれる心配も無いから増長が続くばかり。いい加減、何らかの手を打たないと、被害はますます大きくなるばかりだと思うのだけどね。
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