「ダムはムダと書いた記事は間違いでしたと書いてあればもっと良かったが(笑)
— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) November 14, 2019
八ツ場ダム群、台風19号で効果 「水位1m下げた」:朝日新聞デジタル https://t.co/kD0R1QJv58
八ツ場ダム群、台風19号で効果 「水位1m下げた」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース https://t.co/1fl2tt7Wde 一次資料の提示と八ッ場ダムのみの貢献量を試算。
— 140gnews (@140gnews) November 14, 2019
先の台風19号で注目された、氾濫を抑止する一因となったのではないかとされる八ツ場ダム(群)。八ツ場ダムが前政権で「ダムはムダ」というオシャレナイスな感じで作業を止められていたので、それも併せて色々と物議をかもした......というか、ダムの意義は無いという話がいつもより多く回っております、的状態だったことは否めない。
で、それに関して国土交通省が暫定計算結果を出したよ、という話。八ツ場ダム群では1メートルほどということらしい。ぶっちゃけ、費用対効果はまた別の話としても、ダムが存在すれば0.1ミリでも下げたことには違いないのだけどね。
ちょっと待て。これ調べたらすでに11月5日に国土交通省から報告書出てる 台風第19号における利根川上流ダム群※の治水効果(速報) ~利根川本川(八斗島地点)の水位を約1メートル低下~ https://t.co/OX6OHVV7S4 (再送) pic.twitter.com/oRmkhT4yb2
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) November 14, 2019
速報値ですが利根川本川流域の5ダム(3900万m3)、八ッ場ダム(7500万m3)、下久保ダム(3100万m3)合わせて貯留量は14500万m3。計7ダムで八斗島地点では約1mの水位が低下したものと推定。貯留量で単純試算をすると八ッ場ダムは52センチほどの水位低下への貢献をしたことになります。
今後詳しい計算で値が多少なりとも上下する可能性はあり、さらに個別のダム(群)の効果も推定されるかもしれませんが、少なくとも八ッ場ダムの効果はゼロではないと見て良いでしょう。無論ダムだけで氾濫を防げたわけでは無いのも事実。防災は複合的な方策で成し得るものです。
一次資料を基にさらに試算すると、群ではなく八ッ場ダム単体では50センチ強ほどの押し下げ効果があったもよう。まったく効果がなかったとか、自分達で計算したら10センチ強だったとかいう話も出てるけど、色々とツッコミたいところではある。
無論、ダム万能論を振りかざすわけでもないけど、少なくとも先の政権での「ダムはムダ」こそが無駄だったことには違いない。
で。ひとつ聞いてもいいかな。どうして朝日新聞はこの話を、資料公開後1週間以上も経ってから報じたのかな。
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