原稿を書いている最中で必要になったので、25年分の某白書を読み返してある数字を年変化のグラフにまとめていたら、半分が終わって「ゴールが見えたぞ」というところで集計方法が変わっていてずっこけるの巻。どうしようかしら。
— Munechika Nishida (@mnishi41) November 16, 2019
ものすごく同感! 「65歳74歳」「75歳以上」が途中から「60代」「70代」「80歳以上」に変わったりするのを何度か経験しました(苦笑。 https://t.co/ip2V4E1qeB
— 古田雄介(デジタル死生ライター) (@yskfuruta) November 16, 2019
分かりすぎてつらいさんがエグザイル状態。これ、どういうことかというと、定点観測的に行われている公的調査の公開データを探ってデータを精査しようとすると、時代が進むに連れて年齢階層の区分が変わったり、調査の仕方そのものが変更されたりして、データの連結ができなくなったり、全体の流れで寸断が生じてしまうというもの。思いっきりずっこけるし頭を抱えてしまう。
でもこれ、仕方がない面もある。昔あって今は無いものは統計の取りようが無いし、昔はなくて今はあるものは昔のデータは存在しえない。例えば1980年代のスマホの利用率とかあるわけないよね。
調査方法にしても、より便利な方法とか対象者の行動性向の変化に合わせて変わってくるってのはある。より普遍的なデータをとるために、その手法に変えた方がいいってやつ。
調査対象の年齢階層別の区分については、1つは高齢化によるところが大きい。昔は60歳以上なら全員相当なお年寄りでそこをさらに区分する必要などなく、下手をすると55歳ぐらいから勘案され始まっていたのもある。今では65歳ぐらいが境界線で、それ以降も5歳区切りで細分化して精査されている。
逆に若年層は昔と比べるとかなりの年齢分をまとめられてしまっている。これは該当する人数が少なくなっていて、抽出調査ではイレギュラーが生じやすくなるため。見方を変えれば予算をどんどんつぎ込んで、値が飛ばないぐらいの調査数を得られれば、こんなことはしなくても済むのだけどね。
コメントする