昔の百科事典は情報が古いから古書としての価値も低く、古書店でも買い取りできないという話しを見かけた。なるほど、特に学術分野はそうだろう。でも、その当時の学者たちはどんな世界観(宇宙観)を持っていたのかとか、学問の潮流などを知ることができて面白いのではないかな。特に物理、数学分野。
— 井上リサ (@JPN_LISA) November 19, 2019
昔の教科書も面白いですよ、同様の意味で...っと、あんまり言うと古書の価格が上がるかなw>RT
— KGN (@KGN_works) November 19, 2019
世の中の常識や歴史的事実というのは少しずつ変化を遂げていくわけで、現時点での正しい情報を取得するのに過去の情報を引用したのではトラブルの元になる。それ故に、ベースとなる情報が載っているタイプの本は、買取することは滅多にない。これはここ1年程の間、書庫などの片付けと買い取りをしてもらっている当方にとっては痛いほどよく分かる話。見方を変えて、その本を古本屋で買うかどうかを考えれば一目瞭然。
ただ一方で、当時の「事実」「正しいと思われていたことの認識」を知る意味では、非常に高い価値を生み出すこともまた間違いない。ただし、そういう情報が必要な人ってのは限られているので、一般市場では値の付けようがないから、散逸してしまいがちだったりする。
当方も掃除でまだ手を付けていない段ボール箱の山の中で、数箱分ぐらいの教科書やテスト用紙があったりする。この辺りも捨てずにコンテンツ化すると面白いのだろうなあ、という気はする。
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