汚染されつつあるアマゾンの市場

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先日のブラックフライデーでの価格汚染の話もそうだけど、今件で指摘されているインチキアイテムの話も、昨今のアマゾンでの実情をよく知れる事案だったりする。要は、昔は秋葉原の探索レポートサイトとかパーツマニアな人の書き込みぐらいでしか認識することがなかったであろう、インチキなSDカードがアマゾンで多数展開されるようになり、それがあたかも本物のように展開されているので、多くの人が騙されているであろうというもの。

しかもレビューで実情がバレたりアマゾンから停止処分を受けても、すぐに別のページを取得して商品を展開し直すという次第。さらに広告費を出しているからなのか数字的なロジックを悪用しているのか、スポンサープロダクトという形で先行して表示されたり、アマゾンおすすめのタグまで貼られてしまったりする。ダメだろそれ、レゴが欲しいのにル●ンが並んでいたり、それがあたかもレゴであるかのように表示されているようなもの......ってそれヤフオクそのものか。

これってある程度知識があれば避けることは可能だけど、普通の人は分からない。アマゾン側では対応をしているというけど、実情を見れば言いわけ以上のものではないってのが分かる。これなら、この類の中華マケプレが入らない、ヨドバシとかビックで買った方がリスクを抑えられるとしか説明が出来なくなる。


もしかするとアマゾン以外のことの話かもしれないけど、まさに今件にぴったり合う指摘。ビジネスってのは結局、信頼感が大きな、そしてロングスパンでの要素になるんだよね。ふんわかしていてよく分からない表現だなってことなら、パチモンをつかまされてダメージを被るリスクの大きさって示せばいい。

元々アマゾンのマケプレって、企業を厳選して展開商品がアマゾン直売と変わらない正確さ、品質を維持する前提って話だったんだけどね。中華マケプレの浸食で、何もかもがお釈迦になってしまった。まさに悪貨が良貨を駆逐するってわけだ。

そもそもかの人達は商慣習が異なっていて、こういうことをやっても問題はない、当たり前だと考えているから、始末に負えないのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2019年11月26日 07:23に書いた記事です。

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