「「日本人の食事摂取基準」策定検討会」の報告書を取りまとめました(厚労省) https://t.co/7nl9WZM5DS
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) December 24, 2019
「ナトリウム(食塩相当量)について、成人の目標量を0.5 g/日引き下げるとともに、高血圧及び慢性腎臓病(CKD)の重症化予防を目的とした量として、新たに6g/日未満と設定」
ナトリウムの食事摂取基準 pic.twitter.com/p1NHPUTrAL
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) December 24, 2019
現在の社会環境を鑑み、一日にどれぐらいの栄養素を取るべきかを定めた日本人の食事摂取基準。実は5年単位で更新が行われていて、それの2020年版の策定が現在進められている。その検討会の報告書ができあがったよという話。よほどのアレなものでない限りは、原則としてこの内容が日本人の食事摂取基準に反映されることになる。
詳しいことは専門家の方に色々と吟味していただくとして、一つだけ気になったものを。成人における塩分摂取量の目標量が、男性ではこれまでの8.0グラム/日から7.5グラムに、女性では7.0グラム/日から6.5グラム/日にと、それぞれ0.5グラムずつ引き下げられている。
詳細解説部分を読むと0.5グラムの引き下げは仕方が無いかなという気もするのだけど、現状では平均摂取量は男性で10.8グラム・女性で9.1グラムなんだよね(平成29年国民健康・栄養調査結果の概要から)。それに昨今では中食化が進んでいるので、下手をすると余計に塩分摂取量が増える可能性もある。
今後は中食を提供するコンビニやスーパーでも、総菜の減塩化が一つのセールスポイントとなるんじゃないかな。あとは中食を使っていかに減塩な食事を作るかのテクニックが求められるのかも。
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