【不破雷蔵さんのコメント】ステマとは消費者や読み手、受け取り手に「宣伝」と気づかれないように宣伝をする行... ▼ディズニー映画"アナ雪2"にステマ疑惑 「同時刻にレビュー漫画が複数投稿された」指摘が相次ぐ https://t.co/7pedJl86iY
— 140gnews (@140gnews) December 4, 2019
#アナ雪2と未知の旅へ でタグ検索すると確かにいわゆる中堅どころ?のツイッター漫画家さんたちが昨日の19時過ぎにイカした漫画を一斉に投稿していらっしゃる
— savage (@xsamination) December 3, 2019
これは中々微笑ましい偶然だぁ... pic.twitter.com/Kq2mp3f2Jx
.@w4tka さんの「アナ雪2のたぶんステマ(12月4日午前08時57分35秒をもっておそらくステルスマーケッティングであったことが確定)」https://t.co/CVQ0NMEMDP をお気に入りにしました。
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) December 4, 2019
11/22に公開された「アナと雪の女王2」。どうも前作と違って世の中全般としてのムーブメントの気配がないし、鑑賞した人の感想も(大人だけじゃなく子供も含めて)首を傾げるようなものが多いし、いったい何が起きているんだろうという気配はしていたけど。当方のタイムライン上にもいわゆるファンアートの類がまったく上がって来なくて、逆にネタバレの類がまったく無くなり寂しさすら覚えたりしていた時のこんな騒動。
要は12/3の午後7時に複数の絵師によるアナ雪2の感想を述べたファンアート的な漫画が掲載され、そのタイミングの一致ぶりに色々と疑念が寄せられ、翌日には「実は自身で足を運んだのでは無くて招待された上での話でした」という暴露がされたという流れ。
実際に金銭などのやり取りがあったかどうかは不明だけど、詳細が絵師から語られていないところを見るに、NDA(守秘義務契約)が結ばれているのか、良識の上で口をつぐんでいるのかもしれないな、と。
まとめると
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) December 4, 2019
「代理店が悪いのでディズニー自身は悪くないと主張」
「作家が説明したのは『そういう形で対処した』から」(←意味不明)
「一連の漫画は"複数の"パートナーを介して依頼」
— 不破雷蔵@ガベージニュース (@Fuwarin) December 4, 2019
「本来はPR表記を行う予定だったが、どこかで"コミュニケーションミス"があり、抜け落ちてしまった」
そもそもこれ、両立しうるものなのでしょうか。
仮にガチのミスだったとしても作家を矢面に立たせて自分から説明しないの最悪だし、そもそも「本当にミスだったのか」というのが限りなく疑わしい(Twitter漫画家が7人もいて誰一人PR表記について確認しないってある?)。まさか公式回答にしれっとウソを入れてくるとは考えたくないが......
— 池谷勇人@ねとらぼの人 (@tekken8810) December 4, 2019
かなり疑わしいです。道雪葵さんの漫画いつも読んでますがPR漫画の時はPRとついてますね。直近だとIIJmio、トップバリュ、エンぺキュアとどれも入ってました。
— Yanace (@yoh7686) December 4, 2019
で、今件については一応現時点でディズニー側などからかような説明があったのだけど、どうももやもやしているし、逆に不思議感を覚える部分も出てきて、絵師の人達にさらなる重圧がかかるのではないかという不安すら生じてくる。第一、「一連の漫画は"複数の"パートナーを介して依頼」と「本来はPR表記を行う予定だったが、どこかで"コミュニケーションミス"があり、抜け落ちてしまった」が両立するってことがまず考えられない。複数の代理店(パートナー)に対して同時にコミュニケーションミスをするって、それはディズニー側の問題になるよね、あるいはその内部の問題。
広告関連の話を少しでも見聞きしていたら、ステマがいかに高リスクなものなのか、容易に理解はできるはず。それを絵師の人達がすべて知らなかったことは......考えにくい。あるいはステマであること自身を伝えられずに、かもしれない。ただ、普段はちゃんとPRをつけている人ですらつけていなかったというところを見るに、色々と。
熱量の高いファンの漫画レポが映画興行を押し上げた例が最近たくさんあったけど、そういうものにステマが混じると映画レポそのものが信用できなくなる
— 堀 正岳 (めほり)@ 次の本もうすぐ書ける (@mehori) December 4, 2019
なにをみても「どうせ裏でお金もらってるんでしょ」と言われてしまう世界になる。だからコミュニティ全体のためにも、ステマに加担してはいけない
今件は公開後一週間以上経ってからの招待っぽいということ、元々の知名度の高さを見るに、告知効果を狙ったというよりは、高評価方面へのテコ入れと見た方が道理は通る。
ただそうなると、そのような施策が暴露された形になった今回の事案は、作品に対する肯定的なファンアートとか漫画レポート全体が嫌疑の目で見られるようになってしまう。それはとてもとても不幸でしかない。たとえどれほど当人が作品を好きで、その好き好き感情を絵に託したいとの思いで描き上げたものだとしても、最初からステマかも、とみられてしまう世の中になってしまうのだから。
ホント、ディズニー広報にはありのままを話してほしいものではある。それであのコメントなら、救いようが無いのだけど。
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